2020年12月2日号。<香港の判決を見守る / 秋篠宮家バッシングの理由と皇室の危機:倉山満>

<香港の判決を見守る / 秋篠宮家バッシングの理由と皇室の危機:倉山満>

 おはようございます。ヨロンです。

 私達が日々接するニュースは、テレビ、ラジオ、新聞、雑誌、そしてインターネットなどの媒体によってさまざまな表現がされ、自分の脳の中で「事実」として認定されていきます。その過程で「口コミ」があり、「信じたいものを信じる」「信じたいものが見える」という現象が無意識のうちに行われます。

 見えている世界が異なるわけですから、相手のことを「ネトウヨ」だの「パヨク」だの罵り批判したところで、それは何の解決にもならず、お互いに気分を悪くしてその日一日ムシャクシャして終わるだけです。

 それでは、自分の考えは一切発しなければ良いかというと、それではコミュニケーションが成り立たない。「私にはこう見える」「私はこう思うけれど、あなたはどうだろうか」という姿勢でいることが大切だと自分に言い聞かせ、大学生たちにも講義しています。一応、「社会学部メディア社会学科」の講師でもあるので。なかなか出来ることではないのですが。

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