2020年7月15日号。<「パックス・シゲリーナ」の終焉:倉山満>

<「パックス・シゲリーナ」の終焉:倉山満>

 おはようございます。ヨロンです。

 昨夜は、今日の倉山さんのコラムにも登場するスナイパー坂居さんが、先日の救国オンラインストアや盛岡冷麺試食などで登場した森本さんとともに来社し、今度検討する香川~愛媛イベントの相談をしました。

 どうせなら「Go To キャンペーン」を使って行こうかと考えたのですが、このキャンペーン自体どうも筋が悪い。
 もともと、コロナがこれからどうなるかわからないタイミングでいきなり補正予算に登場した1.35兆円。最初から「今予算化することか」と批判されていましたが、それでも7月になれば感染者数もピークを過ぎて、一番落ち込んでいるであろう観光・宿泊業を救済するためだと納得させられてきました。

 予算がついたのですから、“よほどのこと”がなければ執行されるわけですが、6月下旬からの感染者増を見ると、「感染者数は参考にならない」と言う意見があったとしても、“よほどのこと”だと考える人が多いのではないでしょうか。
「観光はインバウンドに期待するのではなく、まずは国内で回して成り立たせるべきだ」と主張してきた私は、どちらかというと「Go To キャンペーン」には好意的ですが、それでも、今ではないと思うのです。

 どうでしょう。東京から大勢が地方に観光で出かけていくのです。すでに地方の自治体で「来ないでください」と言い始めたところもありますが、キャンペーンが始まってしまえば、多くの都民が小池都知事の自粛要請を振り切って出かけようとするでしょう。旅行業界は大規模な広告を打つでしょうから、夏休みの人の移動はかなり増えることが予想されます。

 現在でも東京から地方に行った人が感染を広げてしまっている状況が、「Go To キャンペーン」後にも起きたとしたら。
 それでも。政府はキャンペーンを継続しようとするでしょうか。マスコミは広告を載せ続けるでしょうか。

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