2020年8月19日号。<病気退陣の憲政史:倉山満>

<病気退陣の憲政史:倉山満>


 おはようございます。ヨロンです。

 昨日は、経理の打ち合わせがあったので、半蔵門で一日デスクワークしていました。
 10年前にライブ配信を始め、2年前の7月から今のスタイルのスタジオ化を進めてきました。最近は政治関連よりも業務の柱になってきたので、そろそろ本腰を入れて(笑)展開していこうか、ということになりました。
 今までは腰掛けだったのかい!と突っ込まれそうですが(苦笑)。

 今年は大きな選挙も無く、コロナもあって売上は昨年よりも減少していますが、新たな生活様式やテレワークの導入が、動画の必要性や可能性を高めているのは間違いないので、その面では追い風となっています。
 あとは、アイデアとスキル向上と縁。この「縁」というのは実は非常に大事だと思っています。考えてみると2000年の長野県知事選挙で、田中康夫さんの応援をしようと思ったときから、不思議な縁が続いています。
 食えなくなりそうになると、新しい縁が出てきて、それがつながっていくのです。ちょうど、まわりが暗くなってくると目の前にドアが現れるので、それを開けて前に進むと新しい世界が広がっている感じ。
 ドアは大きいのもや小さいもの、ピカピカに見えるものやくすんだものなどいろいろあります。まず片っ端から開けるのですが、何も無いときもあれば、暗闇で進むのが躊躇されることもあります。ダメそうならすぐに引き返しますが、とりあえず入り口から眺めてみる。

 勝谷さんと知り合ったときもそんな感じでした。選対から「変な人がわけわからないことを言ってきているので応対してくれないか」と連絡があり、そのとき電子楽器の開発業務を行っていた私は、「面白そう!」と思ってすぐにメールしました。それが勝谷誠彦でした。

 選挙が終わって、ジャーナリストの木佐芳男さんと知り合い、ローランドを退職して新たなネットメディア構築を画策するも失敗。そのすぐあとに実業家の犬塚直史さんと知り合って、3カ国を結ぶ人材マッチングサイトを構築し、東京に出てきてアイランドボイス社を犬塚さんと設立。犬塚さんが参議院選挙に出たころに故竹内謙さんと出会い、インターネット新聞JANJANを手伝いながら独立して世論社を設立。JANJANで『ザ・選挙』サイトを立ち上げて離れたところで、勝谷さんとこの『勝谷誠彦の××な日々。』のメール配信を始める……といった流れ。
 思い起こすと、私が何かやっていると先方から話が出てきて、ホイホイ乗った結果となっています。他にも、まったく箸にも棒にも引っかからなかったものや、やりかけてそのままになってしまったものも山ほどありました。それでも、すべて人との出会いから始まっているんですね。
 毎日お送りしているこのメールも、勝谷さんが亡くなってから新たに仕切り直して始まったみなさん、勝谷的に言うと「あなたやあなた」との出会いだと言えます。実際に多くの個性的な方々との出会いがありました。

 なぜこんな話をするかというと、今自分の周りが明らかに動き始めているのを感じるからです。それは決して良いことばかりではなく、どちらかというと悪い事の方が多い。おそらくそのまま流されていると、フェードアウトして駄目になってしまいそうに思えるのですが、落ち着いて考えてみると、目の前にはいくつかドアがあります。まずはそのドアに気がつくかどうか。そして少し開けて見える光景に進むかどうかが問われているように思えるのです。

 私にとってラッキーなのは、こうしてドアを開けていくのを共有できることです。「そんなの興味ないわ」とか「面白くない」と感じる方もいることでしょう。そのために、あまりクドくない表現を心がけます。毎日覗き見する程度の読み物に慣れば良いかと。お付き合いいただければ幸いです。


 ひとつお知らせを。
 本日19時から、「FMひがしくるめ」というコミュニティFM局の番組に出ます。内容は「コロナ後の若者の政治参加と選挙」。アプリを入れなくても聴取できるので、もし興味のある方は聴いてみてください。
https://fmplapla.com/fmhigashikurume/

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