2020年4月15日号。<憲法に誤植があるって、知ってました?:倉山満 / ハンコを無くす一番の障害は>

<憲法に誤植があるって、知ってました?:倉山満 / ハンコを無くす一番の障害は>


 おはようございます。ヨロンです。

 静岡での朝を迎えています。昨夜の夕方東京駅に行ってみると、驚いたことに新幹線の100平米くらいある待合室には誰もいない。そして新幹線の車両には私一人。JRの経営は大丈夫かと心配になってしまいます。
 少しでもリスクを減らすために待合室には入らず、車両内でも極力シートやテーブルには触らないようにしているのですが、やはりどこで地雷を踏むかわかりません。注意は払いつつ、ある程度開き直って行動するしか無いようです。

 昨夜は、zoomを行いながら、YouTube、Facebook、ニコ生で同時配信をしているところに行ってサポート。準備段階でいろいろ課題は出たものの、本番は特に問題無く配信できました。血気酒会でトラブルばかり起きているのは、後の業務に役立っているのです(苦笑)。

 明日は血気酒会です。今回、zoomはセミナー方式ではなくミーティング方式で行います。参加者全員が表示されますが、ビデオはオフにできて、名前は自由に決められます。それをそのままYouTubeで配信し、そのようすをFacebookに流します。詳細は明日連絡します。


 昨日、印鑑の話を取り上げたところ、竹本直一“ハンコ”大臣はの会見が記事となっていました。
<IT相「しょせんは民間の話」 はんこのデジタル化>
https://digital.asahi.com/articles/ASN4G6D4CN4GUTFK00W.html
<竹本直一IT相は14日の記者会見で、日本の「はんこ文化」がテレワーク(在宅勤務)の妨げになっているとの指摘について「民・民の取引で支障になっているケースが多い」との認識を示した。ただ具体的な対応策については「民間で話し合ってもらうしかない」と述べるにとどめた。>
 役所の届け出のために、ハンコが必要となって出社せざるを得ないということは無いそうです。それは民間だけのことらしい。本当か?
 公共入札では分厚いファイルを元本提出しなければならず、省庁や自治体役所の「入札室」に、押印済みの書類を提出に行きます。こういうった事実を知らないわけではないと思うけれど、「民間の話だからそっちでやってくれ」は無責任でしょう。「議連」の弊害がモロに出ている例となっています。

 そんな中、ハンコ業界最大手のシャチハタがこんなサービスを始めました。
<テレワーク拡大の追い風? シヤチハタが電子印鑑サービス無料提供で歓迎の声>
https://blogos.com/article/450505/
<文具メーカーのシヤチハタ(本社・名古屋市)が、パソコンやスマホ上で文書に押印できる電子印鑑のサービスについて、無料での提供を始めた。決裁印をもらうために職場に出向く手間も省け、テレワークの促進につながるとして、歓迎の声が広がっている。>

 IT担当大臣だったら、こういう試みを推進させてリモートワークをバックアップすべきではないでしょうか。それこそコロナ対策にもなり、働き方改革にもつながる。
 何度も言うように、自民党内には野党が逆立ちしても敵わないようなITに精通した議員が何人もいます。現在のIT担当副大臣は平将明衆議院議員なので、ポンコツ大臣を支えることができていますが、肝心の大臣がこんな発言をしてしまうことが問題で、やはりここは台湾を見習うべきでしょう。


 倉山満さんの憲法コラム。
 憲法に誤植なんて、考えたこともありませんでした(汗)

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 憲法に誤植があるって、知ってました?

 倉山満(憲政史研究者)

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