2020年8月15日号。<映画・音楽・本について今、僕が語ること。~第三回「心に残る戦争映画はありますか?」:東良美季>

<映画・音楽・本について今、僕が語ること。~第三回「心に残る戦争映画はありますか?」:東良美季>


 おはようございます。ヨロンです。

 終戦の日。小泉進次郎環境相が靖国神社を参拝したというニュースが出ていました。閣僚が参拝するのは4年ぶりとのこと。

 そういえば、毎年終戦記念日に靖国に参拝していた勝谷さんが、最期の年に何を書いたのか気になって見てみたところ、一昨年は軽井沢にいましたね。みんなの必死の忠告を面倒くさそうに聞いて、ひとり軽井沢に残って痛みを我慢していました。
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2018年8月15日号<敗戦の 日に読む戦記 蝉の声>。
https://katsuyamasahiko.jp/2018/08/15/5827/

 勝谷さんは、終戦記念日は「慰霊の日」ではなく「屈辱の日」であり、<なぜ国民の間から「次は仇をとるぜ」という風潮が出てこないのか、理解不能だ>と書いていましたね。
 「次は勝つ」というのは、最初は驚いたのですが、毎年見ていると自分もそんな気がしてきました。でも、「靖国に参拝する」というさまざまな記事を読んでいると、そうではないと思うようになりました。

 国を、家族を、友人たちを護ろうと戦った英霊たちは、はたしてそれ(次は勝つ)を望んでいるのだろうか、と。靖国に参拝する政治家たちが感じる「屈辱」は、戦いに負けた屈辱ではなく、これからの日本を作り上げていく若者たちを、大勢死なせてしまったことに対する「屈辱」であるべきなのではないか。

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