2019年6月26日号。<平成30年7月豪雨災害の記(2) その日僕は東京にいた:橋本岳>

 おはようございます。ヨロンです。

 今日、国会が閉会します。これでいよいよ本格的な参院選モードに突入することになり、7月4日公示、21日投開票で決まり。衆議院解散は無しとなりました。私の今のてんてこまいな状況も、あと一週間ほどで収まるはずなのですが。
 昨日は、ほぼ一日中外に出ていました。夕方になり小腹が空いてきたので何かお菓子でもつまもうとしたところ、昼食を摂っていないことに気がつきました。一日一食や二食のことはたまにありますが、食べたかどうか忘れてしまうというのは滅多にないので、少々焦りました。加齢の影響ではないと思いますが(苦笑)。

 そんな国会会期末を迎えたタイミングで、ブルームバーグが「トランプ大統領が日米安全保障条約の破棄に言及した」と報じ、永田町はざわつきました。
 当然、日本政府は米政府に真意を確認し、大統領のいつものボヤキ程度のものであることは確認したはずで、この記事にもあるように閣僚は火消しに躍起になっていました。とりあえず朝日新聞から。有料版記事になりますが。

<安保破棄発言、トランプ氏の本音か 変わらぬ「日本観」>
https://digital.asahi.com/articles/ASM6T536XM6TUHBI02H.html
<主要20カ国・地域首脳会議(G20サミット)で来日直前のトランプ米大統領から、日米同盟の根幹を揺るがしかねない発言が飛び込んできた。米ブルームバーグ通信は、同氏が日米安全保障条約の破棄に言及したと報じた。真意は定かではないが、同盟を軽視するこれまでの姿勢に沿うものだ。「日米関係は最強」と蜜月をアピールする安倍政権だが、衝撃と不安を隠しきれない。>

 朝日だといろいろ思惑を足してきそうなので、一番詳細を載せそうな産経での記事を探したのですが、積極的な記事はほとんど無く、当然ランキングにも載ってきていません。

 このニュースを見て、最初に「うわ、勝谷さんなら興奮しただろうなあ」と思いました。みなさんもそうですよね。「望むところだ。これで核保有もできるし、自衛隊などという呼び方をせずに世界一強力な軍隊を作ることが出来る」と興奮したことでしょう。

 真意がどこにあるかわかりませんが、トランプ大統領は大統領選挙のときから日米安全保障条約には否定的なことを言っていましたし、「フェアではない」ことを重要視していたので、昨今のホルムズ海峡での足並みの乱れなどが我慢出来ずにボヤいてしまったのでしょう。「日本は自国で守れ」という発言に全てが入っています。

 勝谷的には「それなら『自国で守る』と言えば良いんだ。『核保有を進め、米軍駐留も必要ありません』と言ってやればいい。そうすればトランプは慌てるだろう」となるでしょう。
 しかし、日本政府としては、先日菅官房長官が参院選での野党統一候補に対して、「安全保障をどうするのか聞いてみたい。共産党は『日米安全保障条約破棄、自衛隊解散』をうたっている。こうした人たちに日本を任せることはできない」と言ったこともあり、産経新聞は5月3日の社説で
https://www.sankei.com/politics/news/190503/plt1905030007-n1.html
<≪自衛隊と安保が守った≫
 そのためには一体どうすればよいのか。憲法改正は急務の一つとなっている。
 現憲法が制定されてから、日本は幸いにも戦争をすることはなかった。ただし、憲法第9条が平和を守ってきたと考える人がいるとすれば、大きな間違いだ。
 突き詰めて言えば、自衛隊と日米安全保障条約に基づく米軍の抑止力が日本の平和を守ってきたのである。
 抑止力を高めることが現代の安全保障の根幹といえる。これを理解しない陣営は9条を旗印にして、国民を守るための現実的な安全保障政策をことごとく妨げようとしてきた。これはなにも冷戦期だけの話ではない。現在進行形の深刻な問題だ。>

 と書いているように、日米安保は「あるもの」という前提で米国との関係強化に努め、憲法改正の理由のひとつとしてきているので、いきなり前提が壊れそうなトランプ発言は、まず否定というより無視したいのが本音なのでしょう。「とにかく参院選後までは静かにしていてくれ」と叫びたい。だから、政府はほとんど問題にしないのだと思いますが、ブルームバーグがなんでこんなことをわざわざあ報じたかということとは意外と重要で、さらに産経新聞が突っ込んでこないのは、保守系報道機関としてどうなのか、と残念な気がします。

 国防を巡る情勢は常に緊迫した状況にありますが、先日も千葉県沖で大きめの地震があったように、防災に関する意識をさらに一段階高める必要もありそうです。
 橋本岳さんのレポート第二弾。ちょうど一年前の豪雨災害をきっかけに、今年も意識を新たにする意味でも、しっかりと振り返っておきたいところです。
 今日、これからまた山形に行ってきますが、滅多に大きな地震の起きない山形で、先日の地震によって防災意識に変化が出たのかも確認してきます。

 明日は、『新・血気酒会』を行います。詳細は明日のメールで。主に酒の話になりますが、諸々の報告もする予定です。

:::::::::::
この続きをお読みいただくためには、ログインが必要になります。既存ユーザーの方はID(ご登録時のID)とメールアドレスをご入力ください。
既存ユーザーの方でログイン出来ない場合はこちらをご覧ください。
新規のご登録はこちらからどうぞ。

365日毎日お届け!『勝谷誠彦たちのxxな日々。』

コラムニスト勝谷誠彦の盟友でポリティカルコーディネーターの高橋ヨロンが、365日原則として毎朝10時までにお送りするメールマガジンです。
内容は、時事ネタから勝谷ネタ、勝谷ゆかりの豪華執筆陣によるゲストコラムなど。また、サイトログインによるバックナンバー購読や勝谷誠彦デジタルデータの閲覧などが可能となります。