2020年8月1日号。<李登輝氏死去で日本の立場を思う / 映画・音楽・本について今、僕が語ること。~第一回「あなたのハジレコは何ですか?」:東良美季>

<李登輝氏死去で日本の立場を思う / 映画・音楽・本について今、僕が語ること。~第一回「あなたのハジレコは何ですか?」:東良美季>

 おはようございます。ヨロンです。

 今日から8月。いつもなら茹だるような暑さの中、短パン生活になるところですが、今年は長引く梅雨の影響もあり、実感がわきません。それでも、近畿地方は昨日梅雨明けが発表され、関東も今日もしくは明日にでも梅雨明けとなりそうです。東北もそろそろ。ミンミンゼミの声も勢いが出てきたように思えます。
 先週から血気酒会で始まった「ヒデユキ天気予報」と、ほぼ同じ展開となっているのは嬉しいことで、次回からは独立したコーナーとして高画質化を検討しています。

 血気酒会の終了間際に、李登輝氏死去のニュースが入ってきました
「民主主義の父」として親日家で知られていた李登輝氏についての映像もたくさん残されています。勝谷さんは何か思うことがあったかもしれませんね。
 ちょうど、NHKのドラマ「「路~台湾エクスプレス~」を観て、台湾新幹線の建設の経緯を調べたときに、李登輝氏が尽力したことを知ったばかり(ドラマでは描かれていませんが)。「22歳まで日本人だった」と公言しているように、流暢な日本語を話し、優しいまなざしと強い意思を感じさせる話し方は印象に残っています。
 台湾は、今まさに中国との緊張関係が続いていながら、コロナ対策でも国際的に存在感を示しているので、日本はぜひ関係の深い李登輝氏の意思を引き継ぎ、中国の圧力には屈せずに、台湾の民主化に積極的に関わっていってほしいと思います。

 台湾ではデジタル担当大臣のオードリー・タン氏の活躍が注目されています。「氏」と書くと「彼女は女性ですよ」というコメントが寄せられるのですが、「氏」は女性でも使われていて、問題無いという認識ですので、今後も「氏」で呼ばせていただきます。
 彼女は就任時にも話題になりましたが、コロナ対策でその実力が世界にも知られることとなりました。日本も学ぶべきところは多いはず。

:::::::::::
この続きをお読みいただくためには、ログインが必要になります。既存ユーザーの方はID(ご登録時のID)とメールアドレスをご入力ください。
既存ユーザーの方でログイン出来ない場合はこちらをご覧ください。
新規のご登録はこちらからどうぞ。