2019年9月26日号。<一芸百芸 ~イメージを共有することの難しさ~ :水島二圭>

 おはようございます。ヨロンです。

 最近はメールをお送りするのが遅く、10時にかかってしまうこともありましたが、今日は久々に早くお届けします。
 というのは、これから用事があり出かけなければならないからで、午後は大学の講義もあるので、慌ただしい一日となるのです。自分の勝手ですみません。
 朝8時半から仕事を始めるのは、まともな社会人であればあたりまえなので、私が遅すぎるんですね。

 今日の大学での講義は、AIの最新事情と「AIとは何か」といった基礎中の基礎。人間は犬と猫をどうやって見分けているのか、というニューロンネットワークの話や、ディープフェイクの今後なども話す予定です。

 ふと、「そういえばロボットの書道って以前ニュースで見たな」と思い出して検索してみると、山ほど出てきました。
<達人の筆を再現できる書道ロボット、慶応大学が開発>
https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1210/15/news020.html
<慶應義塾大学 桂准教授のグループは、書道の動作情報から細やかな力加減を抽出・保存し、ロボットにより忠実に再現する「モーションコピーシステム」を開発しました。>
これが2012年の記事。

 新しいところではこんなのもありました。
<【ロボット書道】人工知能が手紙を代筆する時代が来る?「PENDROID」とは>
https://www.youtube.com/watch?v=BGBMi2jOEwc
 これは2018年。

 つい最近ではこんなニュースが。
<中国の大学生が学習用「書道AIロボットシステム」開発…書道教師不足を補う>
https://roboteer-tokyo.com/archives/14643
<中国で書道教師の役割を担う「書道AIロボットシステム」が開発された。
中国・華東師範大学のメディア「華東師範大学新聞中心」によると、同大学の通信・電子工学学部の学生である?杭、王茜、?俊杰氏らが、「書道教育スマートシステム」を開発したという。同システムは、画像処理、ディープラーニング、拡張現実(AR)、スマートロボット技術を組み合わせて開発されたもので、書道の学習およびテストに活用することができる。>

 ぜひ、水島先生に見解をお聞きしたいところです。決められた字をなぞるだけなら普通のロボットでもできるのは想像に難くないのですが、AIが絡むと「美しい字」を書けそうな気もします。字の「美しさ」という概念を持てるかどうかがポイントなのでしょう。
 AIによる絵画や作曲も、最近では普通に行われるようになってきました。数年前は不気味な曲を作っていましたが、最近ではおそらく人間による作曲と区別がつかなくなってきているのではないか。半年も目を離していると、大きな変化を感じます。来年はどうなっているのでしょうか。

 「水島二圭作オリジナルカレンダー」企画で、たくさんの掲載希望をお寄せいいただきましたが、さらに作品も増え、もう少し時間的に余裕があることから、締め切りを10月5日まで延長することにしました。
 こちらの一覧の中で、「ぜひこれをカレンダーに掲載してほしい」という作品がありましたら、キャプションにある作品名を書いて
stealth@katsuyamasahiko.jp
までメールでお送りください。
 希望が多いものから6作品に、新しく6作品を加えてカレンダーを制作する予定となっています。

水島二圭 一作献上
https://katsuyamasahiko.jp/mizushima_gallery/
ご協力お願いいたします。

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一芸百芸  ~イメージを共有することの難しさ~ 

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