おはようございます。ヨロンです。
昨日の首都圏交通機関の混雑は、まさに「地獄絵図」と言えるようなものでした。いつもラッシュ時はこんなものなのかもしれませんが。
いつもだったら混雑するのがわかっているので、時間を大幅にずらすのですが、昨日は13時と14時に外せない来客予定があり、さすがに12時近くになれば落ち着くだろうと家を出ました。
もよりの駅(各停のみが停まる)に着くと、10分おきに出ているということで改札を通るも、どうもホームにはいつもより人が多い。
そして到着した電車には、ギューギューに詰め込まれた乗客が。
いきなり悪寒がしてきたものの、帰るわけには行かず乗り込んで、京急川崎へ。
京急川崎駅のホームも朝のラッシュ時を思わせる混雑でした。しかも暑い。サウナのように蒸し暑いので、立っているだけで汗が吹き出します。
すぐに到着した特急を見て唖然。本当に人が乗れるのか、と思うほどの混雑です。
先頭の方で待っている人は無理に乗り込みますが、私はすでにうんざりしていて、2本やり過ごしてから乗り込むも、身動き取れないほど。
男性だけでなく、女性もシャツには汗が染み、目の前にいるサラリーマン風のおじさんの顔からは、汗が吹き出して顎からポタポタ落ちている。その距離約30センチ。車内には、モワンとした湿気と酸っぱい匂いが充満しています。冷房は効いているのに、風が届くのは頭の上だけで、首から下は蒸し風呂状態なので、挟まれている子供の鳴き声が響く。
運行もスムーズではなく、駅の前で止まり、しばらくして動き出すノロノロ運転なので、乗客のイライラが伝わってきます。
なんとか品川駅に着き、そこで全員が降ろされたので、仕方なくJRまで行こうとしたところ、やはり大混雑でホームにも降りられない状況でした。
山手線で渋谷に行き、半蔵門線で半蔵門へ。品川からは通常の混雑程度だったので具合悪くなるほどではなかったのですが、通常なら1時間強の移動時間が2時間半。これを長いと見るか、意外とスムーズだったと見るか。
事務所に着いたときは、ゲリラ雷雨にあってしまったような感じで、自分の汗なのか知らないオッサンの汗なのかわからないくらいビショビショだったので、すぐに全部脱いで洗濯しました。
結局、13時からの来客は間に合わず時間をずらし、14時の来客は遅れてきたものの、打ち合わせ中冷房をガンガン効かせているにも関わらず、最初の30分くらいは顎から汗が滴り落ちていました。
これを良い経験と考えるか、単なる判断ミスと捉えるか。
来客が帰った後に、しばし放心状態となったのは、ここだけの話にしておきます。
観音さんのコラムは番外編。思わず「あるある」と言えそうな出だしですが、読み進むと「いや、ここまでは無いなあ」となってきます。私も「失敗したな」と思えるような宿は何度もありましたが、それでも酒の話にして笑える程度。
さすがに旅を仕事にしていると、いろいろな経験をするんですね。この手のエピソードだけで、何冊も本を出せそうです。
—– : —– : —– :
逃亡の旅 ~番外編・ダメな旅~
花房観音(小説家)
:::::::::::
※この続きをお読みいただくためには、ログインが必要になります。既存ユーザーの方はID(ご登録時のID)とメールアドレスをご入力ください。
既存ユーザーの方でログイン出来ない場合はこちらをご覧ください。
新規のご登録はこちらからどうぞ。