2010年3月9日号。<かつて大量にクジラを殺し油だけとって捨てていた捕鯨を「アメリカ式」と言ったのをご存じですか>。

 2010年3月9日号。<かつて大量にクジラを殺し油だけとって捨てていた捕鯨を「アメリカ式」と言ったのをご存じですか>。  4時起床。  恥ずかしい間違いを指摘していただいた。コウナゴは「小女子」でした。なんで小公子って書いたんだろう。  フランシス・ホジソン・バーネットの名作『小公子』が頭にあったのかなあ。  http://www.amazon.co.jp/dp/4036515004  幼いころ興奮して読んだものだ。今思えば、イギリスの貴族社会も、新世界たるアメリカと旧宗主国のイギリスの精神的確執についても、全くわかっていなかったのだが、ああいう貴種流離譚に対する感動というものは、折口信夫が語ったように、日本人の集団深層心理として遺伝子の中に刻まれているのかも知れない。  『小公子』は日本人のツボにはまった物語りであり、だから5歳や6歳の子どもであった私の心にも刻みこまれたのであろう。半

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