2020年5月18日号。<政府が今やるべきことは /『心に沁みる掲示板のことば』第4回 死の喪失感:江田智昭>

<政府が今やるべきことは /『心に沁みる掲示板のことば』第4回 死の喪失感:江田智昭>


 おはようございます。ヨロンです。

 昨日は、早朝に第一回『高野塾 想像力みがき塾』の配信を行いました。「配信に専念できるときは失敗しない」という姿勢で臨んだにも関わらず、Zoomスタート時は私の髭面のアップ。日曜日の早朝にいきなりひっくり返った人もいたことでしょう。その後、カメラを切り替えようとしたら、老眼でカーソルが見えなくて焦るというマンガのような展開に。
 特に大きなトラブルは無かったのですが、いろいろと課題のあるスタートとなりました。それでも、いくつもお礼や激励のコメントが届くと嬉しいものです。


 以前、血気酒会にも出てくれた、競馬予想家のTAROこと山本太朗さんが、先月本を出されたということでご紹介します。もう5冊も著書のある競馬の専門家です。

競馬記者では絶対に書けない騎手の取扱説明書 (競馬王馬券攻略本シリーズ)
https://www.amazon.co.jp/gp/product/4867100080

 最近、Amazonでは日用品を優先させているからか、書籍の流通を意図的に下げていると思われることがあり、先月発売されたばかりの本であるにも関わらず、補充がされていないようです。紙の書籍購入は補充後の方が良さそうですが、Kindle版もあります。
 TAROさん出演の血気酒会はこちら。
https://www.youtube.com/watch?v=1dbjdxRoo-k&t=531s
 読者で出版されている方は多いので、今後はできる限り紹介していきます。


 朝日新聞の世論調査が出ていました。
支持、不支持の順で、カッコ内は先月の数字。
内閣支持率 33%(41) 47%(41)
<検察庁法改正「反対」64%内閣支持率33% 朝日調査>
https://digital.asahi.com/articles/ASN5K66V9N5HUZPS003.html

 朝日の調査ということを割り引いても、内閣にとっては厳しい数字だと言えます。
 今週は、検察庁法改正法案が強行採決されると見られていましたが、政府・与党内では継続審議を検討する動きが出てきていることがわかりました。こちらは読売新聞の独自記事。
<検察官の定年延長、法改正案の今国会成立見送り検討…世論反発に配慮>
https://www.yomiuri.co.jp/politics/20200518-OYT1T50075/

 安倍内閣に好意的な須田慎一郎さんが「検察庁法は憲法違反になるから改正が必要なんだ」という解説をしています。なかなか説得力のある説明なのですが、そんな須田さんでも「審議は秋の臨時国会で良いのではないか」と言っていました。まさに不要不急の法案を、なぜ今通さなければならないのか。

 事態はそんな状況では無さそうです。こちらは日経の速報。
<1~3月実質GDP、年率3.4%減 2期連続マイナス>
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO59225120Y0A510C2MM0000/
 増減率のグラフは一瞬イメージが掴みにくいのですが、前期すでに消費増税の影響で下がっているところに加えて、さらに下がってきているため、次の4~6月の数字はどんなことになってしまうのか。やはり内閣としては、経済と国民の生活を最重点に置いて施策を出し、国会ではそれを審議して、早急に二次補正予算を通すべきでしょう。


 今週は、「特定警戒都道府県」となっている東京、大阪、北海道などの13都道府県について、緊急事態宣言が解除されるかどうかの判断も行われます。
 昨日の昼の品川駅は4月より混んでいたように見えましたが、まだまだ人の動きは少ないように見えます。それでも限界のところもあるでしょう。特定定額給付金、持続化給付金、そして雇用調整助成金のスピーディーな支給も求められます。緊急事態宣言は、なし崩し的に解除となるのではなく、今後も見据えた政策を出しながらの前向きな解除となることが期待されます。



 江田智昭さんのコラムは、心に沁みてきます。
「悲しむべきときに悲しむ」
 頑張りすぎると心に負担がかかり、それを耐えようとすると、どこかで歪が出てきてしまうということですね。頑張りすぎている自分の心に、素直に向きあうことの大切さを感じました。

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『心に沁みる掲示板のことば』
第4回 「死の喪失感」と掲示板のことば

 江田智昭(僧侶)

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