2019年8月31日号。<一九八二年、僕はエロ本の出版社に入った。 第二〇回「歌舞伎町の予感」:東良美季>

 おはようございます。ヨロンです。

 私は音声メディアに興味があり、友人の松本恭幸教授(武蔵大学)がコミュニティFMの専門家ということもあって、ポッドキャストなど含めていろいろと試しています。
 FM放送とポッドキャストの可能性については考えることがあるのですが、そういえばAMは将来性を感じないな、と思っていたところ、こんなニュースが流れてきました。

<AM放送の廃止が可能に FMに転換、令和5年にも 総務省有識者会議>
https://www.sankei.com/politics/news/190830/plt1908300023-n1.html
<総務省の有識者会議は30日、AMラジオ局のAM放送廃止とFM放送への転換を容認することで一致した。日本民間放送連盟(民放連)が3月に総務省に要望していた。現在、大半の民間AMラジオ局が補完放送(ワイドFM)としてFM放送を併用しているが、この設備投資の重複の負担を減らし、経営改善につなげる。令和5年にもAMを事実上停波するラジオ局が出てくる見通し。>

 そもそも、AMとFMが併存できているのは、それぞれの弱点を補いつつマネタイズが可能であったのと同時に、ラジオというハードウェアがそれを可能にしていたという大きな理由があります。

 今回、AMの送信設備の老朽化や収益力低下が問題となり、FMへの転換が提言されているわけですが、インターネットとスマホの時代となり、ラジオというハードウェアが減少していく状況下で、AMの存在価値を見直す意義はあるでしょう。
 もう少し考えると、radiko のようなネットを使ったラジオサービスが出てきたことで、AMとかFMの垣根も越えてしまうかもしれない。今のラジオにはネット機能がついているものが出てきていますが、それが標準化したときに、AM、FM、ネットが統合された新たな音声メディアの形が見えてくるのかもしれません。
 次世代の音声メディアの形に関しては、引き続き考えてみたいと思います。

 メディアということでいうと、今回20回目を迎えたトーラさんの小説の舞台となっている時代も、紙を残しながら映像に移行していく過程で、いろいろな試みがされてきました。その過程をなぞっていくことによって、現在の音声メディアの将来も見えてくるのかもしれません。

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一九八二年、僕はエロ本の出版社に入った。 第二〇回「歌舞伎町の予感」

東良美季(作家)

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