2007年2月21日号。<拉致問題で官房長官が微妙な発言、狡猾な方向転換に注意>。

 2007年2月21日号。<拉致問題で官房長官が微妙な発言、狡猾な方向転換に注意>。  3時半起床。さすがに疲労困憊。昨日は、この私でも近来稀な激務だった。大阪のホテルでたまりにたまった膨大なメールに対応したあと、『天国のいちばん底』の32回分にとりかかる。  小説には大量の資料が必要なので、仕事場で書くことにしているのだが、今週ばかりは押せ押せでここまで来てしまったのだ。  創作を書く時には、私は場所にかなり神経質になる。以前は、軽井沢の自宅の防空壕のような書斎でしか、小説は書けなかった。『ディアスポラ』や『水のゆくえ』といった、『文學界』に発表した小説は、そこに1週間とか2週間とか籠もって書いた。  今や、そんな時間はどうすればとれるの状態(苦笑)。そして、ついに旅先で小説を書かねばならぬところまで追い込まれたわけだが…。  書いてみると、書けるものですね。もっとも、脱稿したあとは呆然

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