2020年10月3日号。<トランプのコロナ陽性でも勝負は終わっていない / 映画・音楽・本について今、僕が語ること。~第一〇回「ドラッグとは何だろう?」:東良美季>

<トランプのコロナ陽性でも勝負は終わっていない / 映画・音楽・本について今、僕が語ること。~第一〇回「ドラッグとは何だろう?」:東良美季>

 おはようございます。ヨロンです。

 アメリカ大統領選があと1ヶ月となり、これから小ネタがいろいろ出てくると書いた直後に、いきなりの大ネタが飛び込んできましたね。
<トランプ氏、米軍医療施設に数日間入院 「確実に治す」>
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO64583690T01C20A0I00000/
<マクナニー米大統領報道官は2日の声明で、新型コロナウイルスに感染したトランプ大統領が「数日間」にわたって首都ワシントン郊外の米軍医療施設に入院すると明らかにした。トランプ氏はツイッターに投稿した動画で「確実に治るようにする」と入院の理由を説明した。>

 「史上最悪」と言われた大統領討論会で評価を下げ、黄信号が灯っていた中で、まさかのコロナ陽性。ちなみに、バイデン氏は陰性でした。
 普通に考えれば「勝負あった」というところですが、もし私がトランプ陣営だとしたら、まだ試合は終わっていないと考えるでしょう
 2週間隔離されたとしても退院は10月中旬。ここからは賭けのところもあり、もし重症化しなければ、元気なところをアピールして「コロナ恐れるに足らず」と派手な退院パフォーマンスを行い、コロナ対策を発表します。分の悪い討論会は副大統領候補に任せて、メディアを活用して最後の2週間で一発逆転を狙います。
 もし重症化したら……。ほぼ勝負は決まりですね。それでも、病床からも執務が可能であることをアピールし、可能であれば大統領選を延期、回復の過程をメディアを通じて世界中に流しながら「私(アメリカ)は必ずコロナを克服する」と大げさに言うでしょう。そのタイミングでワクチンを発表できたら一気に支持率を上げられます。

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