2009年12月12日号。<天皇陛下に支那の要人会見強要。現政権の危うさはイデオロギーよりもむしろ無知にあるというトホホ>。
2009年12月12日号。<天皇陛下に支那の要人会見強要。現政権の危うさはイデオロギーよりもむしろ無知にあるというトホホ>。 4時半起床。 ウェブで日記を書いていたころのとても古い読者はご記憶かもしれないが、私は発足した当初の小泉純一郎政権を支持するものであった。 今の鳩山由紀夫政権と同じく、誕生直後は高い支持率を背景に大マスコミは囃し立てたが、すぐに自民党守旧派の工作を受けて、批判に転じる。しかし私は「道具論」で反論した。「現状を突き破るにはとにもかくにも切っ先の鋭い錐が必要だ。穴さえあけば、そこから先の工作はまた別の道具を使えばいい。しかし、今何よりも必要な錐が、小泉さん以外にいるか。いるなら持って来て、ここにあると言ってみよ」と。 振り返れば、今となって自分の中でようやく整理されてきている日本人の宿痾たる「論」がなく「情」や「空気」に溺れることを危惧していたのかもしれない。