2009年12月1日号。<長崎の高台よりこの地が生んだ国会議員が国家のために病める同胞の明日の命を救ったことにお礼申し上げる>。

 2009年12月1日号。<長崎の高台よりこの地が生んだ国会議員が国家のために病める同胞の明日の命を救ったことにお礼申し上げる>。  4時半起床。長崎市。  市内全域が見下ろせる老舗のホテルに泊まっている。私としてはコンパクトでネット環境がいい市内中心部の宿が嬉しいのだが、テレビ局にはテレビ局のサマザマな都合があるのである(苦笑)。しかし、こんなことがないと絶対に泊まらないこの宿からの俯瞰は素晴らしかった。「景観が商売になった」時代の遺産に久しぶりに出会った。  深夜の夜景もさることながら、やはり夜明けである。この日記をあなたや、あなたにお送りしているおかげで、私はさまざまな地で夜明けと出会うことを得ている。旅をしながら必ず夜明け前に起きている人物というのは実は珍しいのではないか。あっ、わが写真の師匠の三好和義先生がそうだったけれども。夜明けの光で万物がどう見えるかを、その目とレンズで確認

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