2010年3月14日号。<密約によってアメリカに渡ったカネがどこに回ったのか。これは「逆ロッキード事件」の可能性を孕んでいる>。

 2010年3月14日号。<密約によってアメリカに渡ったカネがどこに回ったのか。これは「逆ロッキード事件」の可能性を孕んでいる>。  4時起床。長崎市。  西の空は夜明けが遅い。夜のうちに雨が降ったのだろうか。濡れた路面がかすかに光っている。  部屋に届けてくれたのが日経新聞だったので、朝日新聞を買いに街に出た。ホテルの出入り口の自動ドアをくぐると身体を包む空気の艶かしさにわずかに身体が震えた。  それはもうほとんど春のものだ。春が持つあのいやらしさが長崎の夜明けの底にはもう満ち満ちているのである。それは心をざわめかせながらも、どこか私が求めずに来たものでもある。だからこそ魅かれて、だからこそ私は厭う。  今年はじめてそれに抱かれるには、旅先の街がふさわしいのであった。旅の放埒さが自分になにごとかを許すのである。こんな時、少しだけ、夜明けの街を歩いているのが独りであるのが寂しくなることもあ

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