2009年11月22日号。<賛否はともかくあの事業仕分けの公開が大マスコミをして談合破ってでも書くことに走らせたことは確かだ>。
4時半起床。京都。 やはり京都の朝はいいなあ。不思議なものですね。景色や音というものだけではない。人知を超えたなにものかが、ここを王都とさせてきたことがよくわかる。 これだけ関西によく来ていながら、私は京都にほとんど足を踏み入れない。「怖い」んですね。かかわってしまうと鼻面を引き回されそうな女みたいな感触がある。いえ、そんな体験はありませんが、いやあったか(苦笑)。 私は主導権をとりたい人間で、だから臆病なのだ。京都に一夜抱かれただけで、朝おきてすぐにそう思った。 今日の朝日新聞(ここで見ているものですが)の一面こそまさに今の日本国の状況を凝縮したものだと言えるだろう。と同時に、それがようやく表に出てきて、何を変えていけばいいのかも教えてくれる。 別に朝日が心を入れ換えたわけではない。なに、戦時中と同じでポリシーも何もなく、ただ世間の顔色を見てどれだけ新聞を買ってくれるかを考え