2009年4月25日号。<草なぎ君の扱いは建前と本音と誠意を苦しい時代にどう使い分けるかという国や企業にとっての試金石だ>。
2009年4月25日号。<草なぎ君の扱いは建前と本音と誠意を苦しい時代にどう使い分けるかという国や企業にとっての試金石だ>。 3時半起床。大阪。 今日はJR西日本が起こした福知山線の事故から4周年である。よく書いているように、私はあの一報を日本テレビのスタジオで受けた。そのまま飛んで『ムーブ!』で解説もした。被害者や遺族の方々にとっては重く長い歳月であったろうが、私も今思えばあの時と今との間には茫々たる時間が横たわっている。それは決して軽いものでも楽なものでもなかった。 しかし私は生きており、事故で亡くなった方々は戻ってはこない。生きていれば蝸牛の歩みであっても「よく生きる」努力はすることはできる。失われた命にはそれはかなわない。 JR西日本の関係者はそのことをよくもう一度噛みしめることだ。 大阪は篠突く雨。時を経てなお癒えぬ悲しみの涙雨である。 今日は『あさパラ!』前にこの日