2009年2月10日号。<自国の景気の良さを言いたいがために他国の経済状況を企業名まであげて貶める日本国総理大臣の「さもしさ」>。
2009年2月10日号。<自国の景気の良さを言いたいがために他国の経済状況を企業名まであげて貶める日本国総理大臣の「さもしさ」>。 4時起床。大阪は雨が上がり、雲の間から薄水色の空が見えてきた。その色合いがいかにも寒々しい。 拗ねた目で世の中を観察していると、奇妙な言葉遣いや慣習が無批判なままに定着していくのが面白く見られることがある。それを何の疑問も感じずに使っている人々が私には不思議でならない。 たとえば昨日、私はいつものように羽田の空港の売店で『週刊ポスト』と『週刊現代』を買った。『週刊現代』の大相撲報道を除くと正直言ってあまり読むところがないし、火曜日に仕事場に帰れば届けてくださっているのだが、まあ週刊誌を出たその日に自費で買うというのは、かつての業界仲間のいわば仁義である。 売店のおねーちゃんの前に2冊の週刊誌を置いて財布を取り出したあと、決まって同じ会話がある。「おシ