2008年1月1日号。<私たちは坂の下に立っている。だからこそ坂の上の雲を掴みに行ける喜びを知ろうではないか>。

 2008年1月1日号。<私たちは坂の下に立っている。だからこそ坂の上の雲を掴みに行ける喜びを知ろうではないか>。  現在、午前3時。  未だ太陽は大和島根の上に参らざるも、心から皇紀2668年の新春を言祝ぎ奉る。  ただ生きようとよく生きようと、この惑星は回り続ける。万人の上に、同じく朝はやって来る。そして、その中で私たちが勝手に決めた暦が、年を改めるのである。  しかしその輪廻の中で生きている以上、なにごとかを自らの中で確かめるきっかけとしても悪くはない。  年をとると、ただの新年の喜びを言うにも、ひねくれてくるものだ(笑)。  素直に言おう。  こうしてあなたや、あなたに、毎日のメールをお送りすることを公式に始めて、ちょうど1年が経過した。  365日をやり遂げたことに、何よりも私は安堵している。  本来ならばこの述懐は昨日あってもよかったのかもしれない。しかし、昨日はやはり365回

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