2012年5月10日号。<「市民」が起訴し「弁護士」が控訴し「検察」が頭を抱えるという、お笑い「放置国家」>。
2012年5月10日号。<「市民」が起訴し「弁護士」が控訴し「検察」が頭を抱えるという、お笑い「放置国家」>。 4時起床。 どうもこの国は、政治、経済、司法、メディアなどなどのすべてにおいて結局は「制御不能」になっているのではないか。 日本人の知恵というものは「だいたいあのあたりが落しどころだろう」というところに向けてさまざまな力がせめぎ合いながらも、結局はコックリさんのように(笑)誰もが利益を得て、そして誰もが少し損をするところに結論を求めてきた。それが「一億総中流」ということでもあった。もちろん一方では「利権談合共産主義」がその暗黒面としてあったわけだが。 「利権談合共産主義」を捨てようというのが政権交代だった。だから私はそれを支持した。しかし新たな制御装置を見つけられないままの漂流が続いている。 不況下の増税に向かって突っ走る野田佳彦首相とその一派。どうやってもデフレから