2012年5月3日号。<両国政府、メディア、それに支那の内部抗争。これらの複雑な組み合わせから陳光誠事件は見えて来る>。

 2012年5月3日号。<両国政府、メディア、それに支那の内部抗争。これらの複雑な組み合わせから陳光誠事件は見えて来る>。  4時起床。  南の島にいる夢を見ていた。コテージの外から波の寄せる音が聞こえて来る。その強弱は微妙にかわる。二つのサイクルで。  ひとつひとつの波の大きさはもちろん違う。それと同時に、干満に従って海との距離がかわっていく。そこでまた変化がある。「波の音の波」だ。  東京は大雨が続いている。夜中、何度か雨音で目が覚めた。おそらくは寝ている間も耳はそれを拾っていたのだろう。  雨音の大きさはしずかに変化をする。列島の上空を通りすぎていく雲の厚さが変わるからだ。それを聴くともなしに聴いているうちに、私の中で南の海が広がっていったように思われる。  しかし目覚めていれば、夕方の大阪行きの便は飛ぶのかなというような風雨。台風と違って、通りすぎる速度が遅いので累積の雨量は増える

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