2012年2月5日号。<ナベツネ、ドジョウ。記者と政治家と「どっちだ」という異様な国>。
2012年2月5日号。<ナベツネ、ドジョウ。記者と政治家と「どっちだ」という異様な国>。 3時起床。六甲山麓の実家。 なんだか目が覚めてしまった。まだ眼下の阪神間は宝石箱をひっくり返したように輝いている。その向こうに大阪湾が静かに静まっているのである。 まあ、早起きは悪いことではない。ここまでの週、あまりに健全に勤勉に働いてきたので身体がそういうリズムになっているのかもしれない。テレビのニュースもまだやっていないし、この家では新聞はとっていない。老父が週末に来るだけだからね。だからウェブで世界中の情報を見てみるが、とりたてて大きな出来事はないようだ。 恵方巻きについてしょうもない川柳じみたものを昨日のタイトルにしたが、私と同じくあの行為を卑しいと思っている方々が多いの驚いた。みんな心の中では「嫌だなあ」と思いながらも世間というものに対して言えなくなっていたのである。こういうことが