2008年8月25日号。<恥と汚辱を残したものと愛され惜しまれ誰もが再開を願ったもの。二つの「終わり」があった夏>。

 2008年8月25日号。<恥と汚辱を残したものと愛され惜しまれ誰もが再開を願ったもの。二つの「終わり」があった夏>。  3時半起床。  支那の馬鹿騒ぎが終わった。  そちらはどうでもいい。もうひとつの大切で切ない終わりが私の中であった。  それはきわめて個人的な、惜別の宴だった。  私は日産スタジアムのアリーナの最後尾に近い場所にいた。桑田佳祐さんの姿は豆粒のように小さい。  舞台の上に設けられたモニターにはアップが出ているが、私は飛び上がりながら、努めて肉眼でその姿を見ようとした。  だって、グループとしてのサザンオールスターズをリアルで次にいつ見られるかはわからないのだから。  今日の『スッキリ!』ではこの活動休止前の最後のライブとなるコンサートの模様が紹介されるはずだ。  実は番組に対しては、私やMCのみなさんに対して席を準備して下さるという話があった。きっといい席だったのだと思う

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