2007年5月18日号。<極道の立てこもりで狙撃が出来ない警察のトラウマの理由とは>。
2007年5月18日号。<極道の立てこもりで狙撃が出来ない警察のトラウマの理由とは>。 5時起床。 現在、愛知県長久手町では、まだ元極道が立てこもりを続けている。 なぜ、狙撃をしないのか。 既に3人が負傷し、1人が射殺されている。海外ならばとうに突入するケースだが、人質がいるので、このヌルい国ではまあ、それは留保するとしよう。 しかし、テレビで流れていた近所の人の証言では、午前4時ごろの射撃では、犯人は外に出て撃っているのである。 なぜそこで狙撃をしないのか。当時はもう明るくなりはじめていた。 暗視スコープをつければ、絶好のターゲットだったであろう。撃てない理由はただひとつ。「世論」なのだ。 警察官は、良民常民に危害を加える犯人を制圧するために銃を持っている。ライフルによる狙撃隊員もいる。 しかし、実際に撃つことのハードルは高い。軍を持っていても、武力を行使できないのと