2008年7月19日号。<ソウルで不逞朝鮮人が我らが天皇陛下のお姿を火にくべたが政府も大マスコミもただ見過ごしているという驚愕の事実>。
2008年7月19日号。<ソウルで不逞朝鮮人が我らが天皇陛下のお姿を火にくべたが政府も大マスコミもただ見過ごしているという驚愕の事実>。 4時起床。大阪。 昨日の講演は15時から。午前中、実家の座敷牢で『天国のいちばん底』の残り半分を書き上げた。 昼前に書き終える。いい感じである。おおきく深呼吸をひとつして、財布だけを持って、自転車を借りて外に出た。 風を切って走り出すと『テンソコ』に書いている70年代が私の中にまたたく間に蘇ってくる。 あれは『サンデー毎日』に連載していたころ書いた、まだ20回あたりのことだったろうか。夏休みの昼下がり、『新詩人』や、竹宮惠子先生のファンクラブの会費を振込むべく、近所の郵便局まで歩く光景を描写したのは。 見つけた。 <昼下がりの炒りつけるような太陽が、玄関を出たボクチャンの脳天をジリジリと焼く。アスファルトからは陽炎が立ちのぼり、目の前の鉄