<仁義なき戦いは新局面へ / 一芸百芸 ~基礎研究と応用研究~:水島二圭>
おはようございます。ヨロンです。
東京は明日から都知事選が始まります。昨日は千代田区でも政党の街宣カーが、すでに選挙に向けた街宣を始めていました。今回は特に見どころが増しそう。
国会が閉会しました。
自民党側の立場で言うと、もともと期限は決められていたわけで、国会で無駄な質疑を続けるよりも、政府にはコロナ対策に集中してもらい、第二波、第三派に備えるべきだ、ということになります。
実際はどうかと言うと、特定業者との癒着による給付金の中抜き問題、広島の公選法違反、イージス・アショア計画停止、北朝鮮の暴走など、国会を通して報じられることが支持率低下に繋がっていってしまうのでなんとか逃げ切った、ということ。公務員法改正案は廃案になったけれど、黒川氏が辞職したので急ぐ必要はない。次の国会で出し直せばいい、と。
国会では批判と無駄な論戦ばかりに見えますが、実際は国会で議論されなければ10万円給付も家賃補助も無かったし、1次補正、2次補正という予算もつけられなかった。野党も反対しているばかりに見えますが、実際は法案の9割に賛成しているので、国民が報道を通じて見ているものは、残りの1割の姿です。
これからどうなるのか。
まず、広島の公選法違反問題では河井夫妻が逮捕され、裁判となります。
<河井議員夫婦 きょうにも逮捕へ>
https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4006783.html
<去年の参議院選挙で初当選した河井案里議員と夫の克行前法務大臣が、票の取りまとめを依頼する目的で現金を配った疑いが強まったとして、検察当局は18日にも公職選挙法違反の疑いで逮捕するものとみられます。
関係者によりますと、衆院議員の河井克行前法務大臣(57)と妻の案里参院議員(46)は、去年7月の参議院選挙で地元議員らに票の取りまとめを依頼するなどの趣旨で現金を配った公職選挙法違反の疑いが持たれています。>
昨日秘書が有罪となった件とは異なり、今回は買収。証拠も固めた上での逮捕なので、有罪となる確率は高いでしょう。
それにしても、本来であれば1月に離党・辞任してもおかしくなかったのに、よくここまで引っ張ったな、というのが率直な感想です。コロナもあるし、検察がモリカケのときのように、途中で諦めると踏んでいたのか。
イージス・アショア計画は、防衛省と自民党内で話が進んでいくでしょう。北朝鮮問題は防衛省と外務省。癒着や中抜き問題は、メディアが頑張らなければうやむやで終わりそうです。電通や、中抜きで肥える連中が逃げ切るか。
官邸の目論見は、これから10万円が家庭に届き、10兆円の予備費を適当にばらまいていけば、支持率は下げ止まりとなり、上昇するだろうということです。そして8月あたりに内閣改造。
国会は閉会していますが、週に一度はコロナ対策で委員会の閉会中審査を行うことで与野党が合意しています。
こうなると、秋の臨時国会も開かなくても良いことになります。11月にはオリンピックの中止が決まるかもしれないし、トランプ大統領が落選してしまうかもしれない。政府にとってあまり良い材料は無いので、できれば臨時国会は開きたくない。
ところが、今年の解散総選挙を逃してしまうと、あとは来年秋の任期満了時に追い込まれたような形で解散となるため、今年の秋までになんとか選挙をやっておきたい。どうせ自民党が圧勝するだろうし、今のうちに。
そこで、支持率が上がってきた9月に臨時国会を開くと宣言し、開会初日に解散。10月に選挙を行うとするのが、「9月解散・10月総選挙」説です。そこで圧勝すれば、オリンピックが中止になってもトランプが落選しても、来年まで国会で追求されることはありません。
今日の血気酒会はこんな話もすることになりそうです。とはいえ、(おそらく)見ない方がほとんどですし、酒を飲みながらのバカ話ばかりなので、明日はまとめをお送りしようと思います。
今晩は2ヶ月ぶりにT-1君が半蔵門に戻ってきます。Zoom、YouTube、Facebookで配信するので、可能な方はお好きな手段でご参加ください。
【ライブ】晩酌動画:『新・血気酒会』vol.37 「永田町も歌舞伎町も大騒ぎ!国会議員は地元に帰るのか?」
日時:6月18日(木)19時~
Zoom参加
https://us02web.zoom.us/j/87403182168?pwd=VnlSRHpRTUcxeS9SaGpLL3N0ekYvUT09
YouTubeライブ
https://www.youtube.com/watch?v=KWLPYiJWuE8
Facebookライブ
https://www.facebook.com/katsuyamasahiko/live/
今日の水島先生のエッセイは、基礎研究と応用研究について書かれています。どちらがどうとか考えたことはありませんでした。当然、テーマによると思いますが、自分がやるとしたらどっちが良いか、考えてみるのも面白いかもしれません。
私は単純でいい加減なので、応用の方が楽しそうに見えるのですが、原理を突き詰めていき真理に到達したい、という基礎研究派の方が「研究者」「探求者」と言えそうですね。
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一芸百芸 ~基礎研究と応用研究~
水島二圭(書家)
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