2020年6月16日号。<永田町は突然の大嵐~まずは広島地裁の判決に注目 / 花房観音の輝いていない日々 第37回>

<永田町は突然の大嵐~まずは広島地裁の判決に注目 / 花房観音の輝いていない日々 第37回>


 おはようございます。ヨロンです。

 昨日は、永田町に吹き荒れている解散風について調べながら、山本太郎氏の都知事選出馬会見を見ていたところ、東京のコロナ感染者48人、河野太郎防衛相による「イージス・アショア」の導入計画停止表明という速報が入ってきて、一日中ニュースに振り回されていました。

 そして今日は、河井案里議員の公設秘書の判決があります。
<河井案里議員の公設秘書 きょう判決 刑の重さ焦点 広島>
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200616/k10012471611000.html
<自民党の河井案里参議院議員の公設秘書が、運動員に規定を超える報酬を支払った罪に問われた裁判で16日、広島地方裁判所が判決を言い渡します。検察は懲役1年6か月を求刑した一方、秘書の弁護士は、議員本人の当選が無効になる連座制の対象にならない罰金刑が妥当だと主張し、刑の重さが焦点になります。>

 今日の観音さんの『輝いていない日々』が小池百合子と安倍昭恵なので、女性に注目して見てみると、まずは河井案里議員。

 この裁判は、昨年の参院選で河井案里議員の公設秘書が、ウグイス嬢に規定以上の報酬を払った罪が問われています。
 この公設秘書に今日、禁固刑以上の判決が出た場合、検察は連座制適用の申請を行い、それが認められると河井案里議員の当選が無効となります。

 そもそも何が問題になっているのか。注目点をまとめておきます。

1.本来は選挙と同時に捜査が入り、投票直後に警察が事情聴取するはずの公選法違反問題が、数ヶ月してから突然検察が動き出し、長期間の大掛かりな操作を経て立件となった。
2.表向きは河井案里議員の公設秘書による公選法違反だが、夫で元法務大臣の河井克行氏の立件まで視野に入れられている。
3.定数2の選挙区で、自民党は溝手顕正議員(岸田派)が現職であったにも関わらず、官邸主導で河井案里氏が候補として立った。そして、自民党からの選挙費用として河井陣営に破格の1億5千万円が渡されて、実質的な「溝手潰し」が行われた(溝手陣営に渡された選挙費用は1500万円)。

 この選挙には謎がいくつもあります。表向きは2人区で2人通そうとした選挙ではあるが、実際は溝手潰しが行われた理由。溝手氏が安倍批判を行っていたからという噂が流れているが、それだけでこのような露骨な報復が行われたのか。
 河井案里議員は説明すると言いながら、小出しの発言のみで説明責任を放棄してきた。通常候補者はカネの動きは知らないはずが、案里候補本人がカネを配ったとされている。公選法違反を知りながら、なぜそこまで露骨な買収工作を行ったのか。
 夫の河井克行氏は慶応大学法学部政治学科出身で松下政経塾を卒塾し、法相にまでなった人物。自分がやっていることが公選法違反になることは十分知っていたはず。それがなぜ自ら現金を手渡したのか。


 今日の観音さんは、女のグロテスクさ、無敵な女がテーマとなっていますが、河井案里議員はどのような気持ちで今日の判決を迎えているのでしょうか。官邸がついているから安心だということなのか。
 まずは、案里氏に注目して今日の判決を見ていきましょう。

 イージス・アショアの導入計画停止は、河野太郎防衛相のことばを額面通りに受け取れない裏がありそうですし、山本太郎出馬で今週始まる東京都知事選は小池圧勝が崩れるのか、10月解散はどの程度信憑性があるのか……など、記録としても書き置きたい注目ニュースはいろいろあるので、これからひとつずつ追っていきます。

 実は「前田ハウス」問題でも国会会期末の爆弾がありそうです。これは週刊誌との連携があるので、もう数日先になるかな。

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 花房観音の輝いていない日々 第37回

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