2020年6月12日号。<「クラウド蓮舫」って(笑) / 黒川問題から得るべき教訓と、「××な日々。」という「贈り物」:早白千秋>

<「クラウド蓮舫」って(笑) / 黒川問題から得るべき教訓と、「××な日々。」という「贈り物」:早白千秋>

 おはようございます。ヨロンです。

 昨日、「東京アラート」が解除されました。そして今日から「ステップ3」と言われるカラオケ店、バー、パチンコ店飲食店などの営業が午前0時までできるようになります。そして19日に自粛の全面解除とするように調整しているということです。
<あす「ステップ3」19日に休業要請全面解除へ 最終調整 東京都>
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200611/k10012466651000.html
<東京都の小池知事は、午後6時半から動画投稿サイトの「YouTube」などで配信した動画の中で、「『ステップ2』への移行判断からおよそ2週間が経過し、指標は緩和の目安を下回っている。だいぶ、数値が落ち着いてきているという状況にあるので、この後、指標について専門家の方々から意見をいただく予定だ」と述べました。>

 都知事選挙の告示日は6月18日です。つまり、ステップ3になってから2週間後の24日だと選挙戦の真っ最中になってしまうので、1週間後の19日にしたのではないか。選挙が告示されると小池さんは都知事として会見できないのですが、告示日翌日に解除となると自分の実績として選挙を戦うことができる。
 これは、あくまでも陰謀論的な想像の範疇です。

 その都知事選では、山本太郎氏が出馬を検討しているというニュースが出ています。
 私は彼は出ないだろうと言っていたので、これは驚きました。彼は国政を変えたいはずなので、都政に関わるのは違うのではないか、と。
 考えられるのは、れいわ新選組の活動手法です。全国をキャラバンし、山本氏が聴衆とやりあう街頭演説会。多いところでは数千人も集まり、徹底的にやりあうので盛り上がる。
 しかし、今はこれができなくなっています。これはれいわ新選組に限ったことではなく、すべての政治家がそうなのですが、大勢の人が集まる街頭演説や集会が開けない。山本氏の真骨頂であるライブでの丁々発止のやり取りができないことで、活動の仕方を変えようと思ったのではないか。
 都知事になれば、定例会見で露出できるし、「東京モデル」のようなものを作ってその実績で国政を狙うこともできる。最終的な目標は国政だとしても、その手前の都政で実績を作る方針になったと思われます。
 しかし、もし彼が出たとしても、勝つ確率はかなり低いでしょう。山本氏の支持者は多くが宇都宮健児氏とかぶるので票も割れるし、結果として小池氏を利することになりそうです。


 昨夜の血気酒会は、東京麺通団の店舗前で行いました。昨日は昼に都庁で記者会見をライブ配信するという仕事があったのですが、無線ルーターを忘れたと勘違いして、急遽半蔵門と都庁を往復するという事態になりました。結局、無線ルーターは荷物の中にあったので、まったく無駄な往復になったのですが。
 配信はなんとかできたのですが、昼だけでヘロヘロになっていたので、声がガラガラ。
 ビデオの編集を終え、麺通団に着いたのが開始20分前。それでも余裕でセッティングはできたのですが、今度はアプリが固まってしまって動かない。何度やってもダメで、再起動をかけたりいろいろやっていて、やっと動き始めたら開始10分過ぎでした。
 さらに、途中で何度も固まってしまうというトラブルに加え、参加者Oさんの声が酔いとともにどんどん大きくなっていき、音量のバランスが崩れてしまったので、お聞き苦しいところもあったと思います。
 趣旨は麺通団を応援するということだったのですが、酔っぱらいが店先を占領するようなことになってしまい、はたして応援になっていたかどうかは疑問なので、来週は半蔵門で安定した配信をお送りします。


 ニュースをひとつ。
 昨夜帰宅するときにフェイスブックを見ていると、私がタグ付けされていた投稿がありました。それがこれ。
<「クラウド蓮舫」が話題に マイナンバーカードの質疑で 参院予算委>
https://mainichi.jp/articles/20200611/k00/00m/010/265000c
<11日の参院予算委員会で、マイナンバーカードのシステムトラブルの解消方法を巡って立憲民主党の蓮舫氏が「サーバーは増やすんじゃなくて、時代はもうクラウドなんですよ」と発言したことがインターネット上で話題になっている。ネット上にデータを保存する「クラウド」の構築には、コンピューターシステムの一種である「サーバー」が欠かせないため「迷言」などの指摘が続出。ただ、蓮舫氏の発言は「民間企業のクラウドサービスを利用すべきだ」という趣旨だったとみられ、ツイッターなどでは擁護する声も相次いだ。>

 蓮舫さんはみなさん大嫌いだと思うので、サラッと流します。
 フェイスブックの投稿には「高橋さんがついていながら、これは無いな」とあったので、見てみるとどうも意味がわからない。私が直接連絡取るのは年に1回か2回くらいなので、国会で何を質問するかなどは知りません。
 おそらく蓮舫さんは、AWSのようなサーバーを想定したと思うのですが、クラウドという表現は的を得ていない。これは大恥でしたね。IT担当大臣のことをポンコツだと言えなくなってしまいます。
 それでも、まったく関係していないくても、ネット上で「高橋がついていながら」というコメントが出てくるのは怖いことです。もし私が有名人だったら、そっちで拡散してしまいそう。無名で良かった。


 今日は、2週間前に黒川麻雀問題で寄稿していただいた、早白千秋さんの第2弾をお送りします。
 「とてもわかり易かった」という意見とともに、「理解にしにくかった」という意見も来て、私も全部は理解できなかったので、補足的な解説をお願いしました。最後にT-1君への叱咤激励が飛び出します。
ちなみに、前回はこちら。ログインしなくても見られるようにしましたので、確認したい方はご覧ください。
2020年5月29日号。<「無駄」と「不要不急」のある日常が「生活」 / 麻雀と朝日新聞と後藤田正晴:早白千秋>
https://katsuyamasahiko.jp/2020/05/29/16346/

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黒川問題から得るべき教訓と、「××な日々。」という「贈り物」

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