2020年4月26日号。<ポストコロナを考える / エッセイ【王監督とわたくし】:漆嶋稔>

<ポストコロナを考える / エッセイ【王監督とわたくし】:漆嶋稔>


 おはようございます。ヨロンです。

 昨日は一日中家で仕事していました。
 いや、夜中まで仕事していたのは事実ですが、昼寝したりテレビを見たり、無駄な時間も結構ありました。口が寂しくなり、ずっとお菓子を食べていたような。


 金正恩の重体説や死亡説が流れてしばらく経ちました。出回っているニュースやいただいた情報を見ていくと、次のようになります。
・フランスの医師団が北朝鮮入りし、手術を行い、最近では中国の医師団も入国した。
・現在は平壌から離れた北朝鮮東部にいるらしい。平壌に帰”れ“ないのか帰”ら“ないのかはわからない。
・容体は不明だが生存はしているようだ。
 このまましばらく復帰できないか死亡するとなると、兄の金正哲か妹の金与正が後継となることが考えられ、現在は妹が実質的に代行業務を行っているという報道もあります。しかし女性の後継というのは北朝鮮では難しいので、かなりの混乱、場合によってはクーデターが起きることも考えられるでしょう。その前に中国が介入するかもしれない。
 勝谷さんだったら、嬉々として分析しようとしたでしょうね。なんて言ったかな。


 現在も医療現場ではギリギリの戦いが続けられています。私の友人(勝谷さんの灘高後輩)が、身内の医師からの情報としてこのようなことをFacebookに投稿していました。一般に公開しているので、引用します。
<“新型コロナウイルス感染症の患者さんの数が尼崎市内でも30人を超えました。感染疑い患者さんを診察する医師の募集が医師会を通じてありました。地元の基幹病院も手一杯みたい。少し考えて、応募しようと連絡したら、募集初日に充足したとのこと。みんなウイルスと戦う気に満ちてるな。”
開業医、しかも耳鼻咽喉科なんて感染リスクがメッチャ高いと思うし、年齢も年齢なんで心配なんだけど、身内ながら頭が下がる。感染病の専門医はもちろん、街の開業医、そして看護師をはじめとする医療関係者のみなさんには感謝しかないです。>


 医師免許の無いものとしては、迷惑をかけないように気をつけるしか無いのですが、それでも今後のことを考えていく必要があります

 日本は、検査を抑えて無症状者は放置、軽症者の多くは自宅療養、重症者を重点的に治療しクラスターを完全に抑える。そして医療体制を崩壊させず、死者数を出さないように努めていく、という方針は変わりないようです。
 検査数は増やしていくとか、軽症の自宅療養者の容態が急変して死に至る例が出てきているという変化もありますが、大きく変わることは今後も無いでしょう。

 そうなると、やはり長期戦を覚悟する必要があります。1ヶ月、半年、一年、そして今後ずっと。
 政府は対策の中に、ポストコロナの経済V字回復のための観光キャンペーンなどを盛り込んでいましたが、そうではなく、戻すもの、続けるもの、変えるものを細かく見て、自分が何をすべきなのか考える必要があると思うのです。

 そうは思うものの、なかなか頭の中が整理されず、日々の業務や生活に追われて悶々とした気持ちの中でいたところ、いつもアドバイスをいただく読者のSさんから次のような意見をもらいました。
 かなり同意する部分があるので、考える土台として勝手ではありますが紹介させていただきます。
 それぞれの立場で意見は異なるかと思いますが、一緒に考えていただく題材として挙げてみます。意見や感想などありましたらお寄せください。

 まず、GW明けに緊急事態宣言は一部延長するとしても、経済活動を再開させるにあたり、長期戦略として医療現場の効率的な体制強化を図る必要があります。
・コロナ専用の地域医療センター設置と、それを支える防疫体制の構築。
戦う拠点を構築し、戦力を集中させ、守るべき人を確実に守るということです。
これには国が方針を出し、厚労省が指揮を執ることになるので、ここでは置いておきます。

 私たちはどうしたら良いのか。S氏は、今回の災禍から今後に向けて有益なことを以下のように見出しています。
・在宅勤務による「働き方改革」の現実的な着地点が見いだせたこ
・ロジスティック、小売業などの社会に対する貢献度の見直し
・都市部に一極集中していることのリスクの顕在化
・一極集中リスク分散するための地方移転(結果としての「地方創生」)
・住環境の整備。おそらく、既存の交通インフラを活用した、宅地整備。在宅勤務を前提にした、住宅市場の見直し。
 アクセスのそこそこより立地に、広い家で住む というライフスタイルへの変換。
(自然のある住環境に移転するため、農業・漁業等の一次産業に労働人口が移行すること、自給率の向上に向けた議論の活性化)

 これらのことをベースに、自分が何をしていくのか考えていきたいと思います。たとえば、もう月~金の一日8時間労働の前提は崩れ、毎日必ず出勤する意義は多くの職場で無くなりました。存在自体が必要なくなった管理職というのもありそうです。
 今後、一部の業務がリモートワークに置き換えられるとしたら、どのような働き方になるのか。

 飲食や娯楽についても、戻ることと変わることが出てくるので、それを考えていきたいと思います。


 いろいろと考えて書いてきたら、もう10時になってしまいました
 昨日お伝えした映画については、公式サイトに特設ページを作り始めました。まだ途中ですが、お知らせします。
読者のお勧め映画
https://katsuyamasahiko.jp/cinema/
 これで夜中までかかってしまったわけですが、すでに、「天使のくれた時間」を観たという感想もいただいていますし、休日の過ごし方の参考にしていただけると幸いです。


 今日の漆島さんのエッセイは王貞治さんについて。
 王さんについては以前も書きましたが、私の中では一番のスターです。以前長浜ラーメンを食べたためだけに福岡にいったとき、ヤフードーム(当時)内にある「王貞治ミュージアム」を泣きながら観たことを思い出しました。
 書きたいことはたくさんありますが、止まらなくなってしまうので、またいつかの機会に。



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【王監督とわたくし】

 漆嶋稔(翻訳家)

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