2020年2月12日号。<キャンペーンに長蛇の列は効率的ではない / 来年の兵庫県知事選挙に有力候補? / 新型肺炎で銀座もガラガラ / 気になるアメリカ大統領選挙の民主党候補>

 おはようございます。ヨロンです。

 一昨日は真冬の寒さだったのに、昨日は少し和らぎ、今日は春の暖かさだそうです。着るものを考えるのも面倒ですが、それよりも体調を崩さないようにする方が難しいですね。

■キャンペーンに長蛇の列は効率的ではない

 一昨日の有楽町ビックカメラの行列は、やはりキャンペーンでした。読者の方に教えていただきました。
<「au PAY」の毎週10億円還元キャンペーン、初週は2月11日で終了>
https://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/2002/10/news141.html
<同キャンペーンでは、2月10日~3月29日の7週に分けて開催。期間中にau PAY(コード決済)で買い物をすると、決済額の20%分のポイントを還元する。毎週10億円、トータルで70億円を還元し、ユーザーは最大7万ポイントの還元を受けられる。>

 決済額の20%分のポイントということは、1000円の買い物をして200ポイント。最大額の7万ポイントをもらうには、35万円分の買い物をすることになります。
ビックカメラで電化製品を買う場合は、数万円のものである可能性が高いので、それが実質的に20%割引になるというのであれば、お得かもしれません。しかし、20%分のポイントが欲しいために、買う予定のなかったのもを無理矢理買うとか、そのために au PAY に入るというのであれば、本末転倒でしょう。

 あの行列から思い出すのは、以前ソフトバンクがやったキャンペーンで、吉野家の牛丼並盛が1杯無料になるというもの。
吉野家の牛丼1杯の値段は380円。キャンペーン時はわかりませんが、まあこんな値段でしょう。それが無料になるということで1時間も並ぶというのは、「アホか!」と言いたくなります。もちろん、「無料」ということで得した気分になるために、わざわざ並んでいる気持ちはわかります。勝谷さんだったら、その行列の前を通ったときに、わざわざ「こいつらクズだよ」と言いそう。

 牛丼を食べたいと思っている人が、いつものように吉野家に入り、「そういえばキャンペーンやっていたな」と、店員にクーポン券を見せて無料にしてもらうというのであればわかるけれど、別に食べたかったわけではないのに、無料だから食べようと思い、1時間も並ぶのは全然お得ではないと思います。
au のキャンペーンも行列も、同様のものを感じます。

思わず、キャンペーンの話が長くなってしまいました。
今日は気になる話題をいくつか。

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