2020年1月16日号。<河井夫妻の捜査は山場を迎える / 一芸百芸 ~50年やって悟ったこと~:水島二圭>

 おはようございます。ヨロンです。

 出雲の18時間に及ぶ立てこもり事件は無事に解決しました。現地から詳細な状況も送っていただき、これが勝谷さんの言う”工作員”か、と妙に納得してしまいました。
 警察のネゴシエーターが粘り強く説得を続けていたということで、犯人の様子を見ながら「人質に危害を加えることはしないだろう」という見通しで進めていたことが伺えます。それにしても、「三角関係の当事者に会わせろ」と要求するという幼稚な動機で、中尾懐聖容疑者は人生を棒に振ってしまうわけですが、無職だということで自暴自棄になっていたのかもしれない。世間を騒がせた割には、拍子抜けするような事件でした。

 こちらは、自暴自棄ではなく悪あがきと言える事態。
<河井夫妻が陳謝 離党・議員辞職は否定 事務所捜索受け>
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200115-00000150-jij-pol
<自民党の河井克行前法相と妻の案里参院議員は15日夜、案里氏の陣営の公職選挙法違反容疑で広島地検から地元事務所の家宅捜索を受けたことについて、陳謝した。
自民党離党や議員辞職は否定した。東京都内でそれぞれ記者団の取材に応じた。>

 このタイミングで表に出てきたのは、通常国会が始まる前に何かしらの釈明をする必要があったからです。隠れたままだと、国会が始まっていきなり騒動になり、党や地元に迷惑がかかると考えたのでしょう。もし冒頭解散になれば、河井克行氏はいきなり選挙になるので、とても戦えないという計算があったのかもしれません。
 さらに、捜査が進展する前に顔を出しておこうとしたか、証拠をすべて捨てて根回しも終わったのか。

 現職国会議員の事務所に強制捜査が入ったということは、立件も視野に入れているので、このまま知らぬ存ぜずで終わることは無さそう。公選法違反で起訴されて有罪が確定すると、誰が有罪になるかによっても異なりますが、連座制が適用され、河井案里氏は当選無効、河井克行氏が指示を出していたということになると、失職して公民権停止になる可能性があります。
 公民権停止ということは、選挙に出られないだけでなく、投票もできなくなります。つまり、一切選挙には関われなくなるのです。
 もし河井案里氏の当選無効となると、昨年の参院選で落選してしまった溝手顕正氏を擁する岸田派が漁夫の利を得るということになり、無理やり分裂選挙にして河井案里氏をねじ込んできた官邸ー菅ラインが痛手を受けることになりますが、はたしてそう簡単な問題なのかどうか。次期総裁選や解散~衆院選にも絡んでくる問題は、ここ一週間くらいが山場になると思われます。

「あんり」といえば私の世代的には杏里。今は坂口杏里でしょうか。坂口杏里さんは、まさにお騒がせタレント。杏里さんは「オリビアを聴きながら」「悲しみがとまらない」といったヒット曲があります。河井案里氏は担がれて出ただけでしょうから、悪いことをしたという意識は無いかもしれません。まさに「悲しみがとまらない」状況となっていそう。

 今回の水島先生のコラムには「1万時間の法則」が紹介されています。ちょうど、天才編集者と言われている箕輪厚介氏のインタビューを見たあとでした。
「いまの日本なら、1年間本気で自分の本業をやれば誰だって突き抜けられると思う」と答えています。
<手取り30万から一気に1億円プレイヤーに。箕輪厚介が語る“稼げるブランド”のつくりかた>
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200115-00010000-srnijugo-life
この手のビッグトゥモロー(青春出版社の自己啓発雑誌)的な話は、読んだだけで自分でもできるような気がするのですが、箕輪氏は
「自分がやっていることに対する明確な目的と、考え尽くされた戦略が必要」
と言っています。

「1万時間の法則」は、これとは少し異なり、「悟りを開くまでやり続ける」という意味があると思うのですがどうでしょう。体が自然と動くようになるまでやり続けるのは、脳みそではなく「体が考える」ことなのかもしれません。

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一芸百芸  ~50年やって悟ったこと~

水島二圭(書家)

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