2019年12月19日号。<一芸百芸 ~技術の限界は自由の限界~:水島二圭>

 おはようございます。ヨロンです。

 年末になってきて、慌ただしい日々が続きます。
 政治関係のニュースを追っていると、わざわざ取り上げるのも気が重くなるようなものばかり。
 勝谷絡みで見ていくと、山口敬之氏と伊藤詩織さんの裁判にどのようなコメントをするのか気になります。文春記者だったころのことを考えると、山口敬之氏を「このレイプ野郎」と罵りそうですが、彼の政権への近さや花田紀凱さんが擁護しているところを見ると、「山口氏こそ被害者だ。なぜ人権団体は声明を発表しない?」とも言いそうです。そもそも取り上げないかもしれない。

 昨日は、ドメイン関連でトラブルがあり、現在も継続中です。少しだけ専門的な話になりますが、あるクライアントがG Suiteを使っていて、そのウェブ部分のサーバーを変更したので、ドメインのゾーン設定(AレコードのIPアドレス)を変えたのですが、メールが届かなくなったというものです。とりあえず、ドメインのゾーン設定を以前のように戻したところ、ウェブはすぐに反映され、メールは一晩経った今でも、そのドメインのメール同士のみがやり取りできないらしい。

 設定を何度見直しても以前と同じなので、こちらではこれ以上やりようが無いのですが、これは最悪の状況を想定して動くしかありません。当然、クライアントの業務に支障が出ているので、最優先でなんとかしなければいけない。

 最近、かんぽ生命保険の不適切販売の事件があり、昨日は調査報告を元にした記者会見が行われました。
 内容は悲惨なもので、責任をなすりつける、事件を精査していない、被害者への謝罪の気持ちがない、などなど。それをわざわざ記者会見で晒す神経が、そもそも信じられないのですが、事業規模や内容がまったく異なるとは言え、トラブル対応、危機管理といった点で自分も他山の石とせねば、と肝に銘じています。

 お知らせですが、今日の19時から菊田真紀子衆議院議員と対談します。中村淳彦さんに続く『ヨロンブス』になります。先日来ライブ配信のことを考えていて、今日は迂闊屋がスイッチングを手伝ってくれますが、基本は収録にします。
 ただ、収録のようすをFacebookでライブ配信するかもしれません。
 まだ思案中ですが、たとえば2時間~2時間半ほどのレースとなるマラソンの場合は、生中継はそのまま見ますが、レースが終わってからもう一度2時間以上見ようと思う人はほとんどいないでしょう。ダイジェスト版を見ますよね。ボクシングもそう。国会中継もそうです。
 ライブで伝えるべきは「臨場感」であり、それはハプニングも含めたものであって、それが終了してからは、適度にまとめられたものが良いのではないか。

 特に今回は私の声がまだほとんど出ず、菊田さんは一般的には無名の議員で何を話すか予想がつかないので、その点ではライブの面白さは出そうです。

 ここのところ、ライブ配信のトラブルを書く機会が増えていますが、昨日IT業界にいる方から「ライブ配信のネタ、好きですよ」というメールをいただきました。別の方からは「予算が許せば他にスタッフを付けたほうが良いのではないでしょうか」とか「回数を増やすのではなく、ひとつひとつをじっくり行うべきでは」という意見も届きました。

 まだまだ検討中ですが、ライブは続けながら、あとにYouTubeで残す映像は見やすく編集したもの、ということでしばらく続けてみます。

 以前、水島先生をゲストにお呼びして血気酒会をお送りしたときも、やはりライブでの実況は迫力がありました。縦に置いたボードに墨で書くパフォーマンス(表現が陳腐ですみません)の臨場感はライブならではのもの。そこは大事にしていきます。

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一芸百芸  ~技術の限界は自由の限界~

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