2019年12月12日号。<一芸百芸 ~誰も教えてくれなかった その二~:水島二圭>

 おはようございます。ヨロンです。

 本日、19時半から『新・血気酒会』をお送りします。今回はおなじみの荻内隆司さんと伊藤芳朗さんを迎えて、勝谷誠彦の実像に迫ります…などと言うと仰々しいのですが、簡単に言えば「勝谷の青年時代の話で盛り上がろう」ということです。
 おふたりとも説明は不要ですよね。バックナンバーを見てみると、荻内さんが最初に登場したのが2011年8月12日号。
<梅田に出て灘校の同級生の荻内隆司君と会う。昼過ぎに「ひょっとして今日、大阪にいる?」とメールがあったので「なんといるんだな」と返しておいた。整形外科医である彼は浦和レッズのチームドクターでもある。大勢のアスリートのケアをしている。同級生と言っても地学部地質班の同志なので特別だ。あっ、これを書くと怒ると思うけれども『天国のいちばん底』の「萩野」のまあモデルといってもいいや。>

 伊藤芳朗さんが初めて登場したのは2008年4月20日号。
<幹事はその道の達人と同窓生の間で評判が高い、総合光学企業に勤めるY君と、テレビでおなじみの伊藤芳郎弁護士である。伊藤君はメディアに出ている以上、実名露出を甘受するように。いつぞやの少年の実名報道では、私と対立したなあ。わははははは。>

 今気がついたのですが、勝谷さんは最期まで「伊藤芳郎」でした。正確な名前は「伊藤芳朗」なのです。同級生の名前を間違えるか? そういえば先日、私も競馬予想家の山本太朗さんの字を変換していたら、れいわ新選組の山本太郎さんも「朗」にしてしまいましたが、「郎」と「朗」なかなか区別が難しい。

『新・血気酒会』vol.18 勝谷誠彦の実像
日時:2019年12月12日(木)19:30~
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 最近はメールをお送りする時間がどんどん遅くなっていて、10時ギリギリになってしまう日もありますが、今日は珍しく事務所に朝行かないといけない用事があり、これから家を出るのでひとつだけ気になるニュースを。
<安倍首相補佐官と厚労省女性幹部が公費で「京都不倫出張」>
https://bunshun.jp/articles/-/18634
<安倍政権で官邸主導を牽引する和泉洋人首相補佐官(66)と、不倫関係にある厚生労働省大臣官房審議官(兼内閣官房健康・医療戦略室次長)の大坪寛子氏(52)が、京都に出張した際、ハイヤーを借りて私的な観光を楽しんでいたことが、「週刊文春」の取材でわかった。交通費は公費から支出されているだけに、「公私混同」との批判も出そうだ。>

 さらっと読み流すと、以前もあった高級官僚の不倫ネタと同類の記事に見えるのですが、霞が関(永田町ではない)はこの噂でもちきりとなっているらしい。それは、この和泉洋人氏が「最強の官邸官僚」と呼ばれていることにあります。
 もちろん、野党が仕掛けられるわけはなく、文春はどこからか噂を聞きつけて裏を取っていったわけですが、その鍵となるのがこの文面。
<国土交通省出身の和泉氏は、安倍政権発足当初から首相補佐官を務め、長期政権で強まる「官邸主導」を牽引する「官邸官僚」の中心人物として知られる。中でも菅義偉官房長官の信頼は厚く、沖縄の米軍基地移設問題や新国立競技場建設、米軍機訓練候補地である鹿児島県馬毛島の買収など、安倍政権が注力する重要課題の対応にあたってきた。>

 最強を誇る安倍政権の中心人物として、官房長官の覚えめでたい官邸官僚がなぜ。単に間抜けな事件とは言えない暗闘が永田町で繰り広げられているのではないか、と勘ぐってしまうような状況となっています。事件性の無い、単なるスキャンダルが官邸に激震を与えるのかどうか。ますます菅官房長官の言動が注目されます。

 水島先生のカレンダーですが、今夜の血気酒会でも後ろに飾るのでぜひご覧ください。一般発売も明日から行います。

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一芸百芸  ~誰も教えてくれなかった その二~

水島二圭(書家)

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