2019年11月3日号。< エッセイ『ある老夫婦につひて』:漆嶋稔>

 おはようございます。ヨロンです。
 今日は「文化の日」ですね。明治天皇の誕生日。ちなみに、大正天皇の誕生日は8月31日で休日にはならず、昭和天皇の誕生日は4月29日で「昭和の日」、上皇陛下は12月23日。現在の天皇陛下の誕生日は2月23日なので、来年以降は祝日となります。

 昨夜は都内のジャズバーで、ビールを飲みながらラグビーを観戦しました。
 黒で統一された店内は10人ほどの客が入っていて、おそらくほとんどは南アフリカを応援していたと思います。私も南アフリカを応援していました。
 後半26分に、マピンピのショートパントキックからのアムを経由してマピンピがトライした見事なコンビネーションプレーで、店内に大歓声が湧き上がりました。まるでスポーツバーのよう。

 やはり南アフリカは、背景がドラマとなって浮かんで来ますね。95年の自国開催での優勝から24年。初の黒人主将で最高の結果を出した2019年版ドラマの完結は、最高のものでした。

<南ア初の黒人主将コリシ活躍 故郷「僕たちの希望の星」>
https://news.livedoor.com/article/detail/17325707/
<同国では今もラグビーは「白人のスポーツ」とも呼ばれる。チームを率いたのは黒人初の主将、シヤ・コリシ選手だった。同国南部ポートエリザベス近郊ズウィデにあるコリシ選手の故郷では、恩師らがパブリックビューイング会場に集まり、歓喜の声を上げた。>

もとの朝日新聞の記事は有料ですが、とても良いので一応リンクしておきます。
https://digital.asahi.com/articles/ASMC24C95MC2UHBI016.html
<南アが自国開催の95年に初優勝した際、人種の融和を訴えた故マンデラ元大統領は背番号「6」のジャージーを着て優勝カップを手渡した。時を経て、同じ背番号をつけたコリシ選手が、黒人初の主将としてカップを頭上に掲げ、仲間たちと喜びを分かち合った。

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