2017年10月6日号。<ノーベル文学賞が「純粋な日本語の文学」でないことに、また複雑を思いを抱く>。

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 3時半起床。
 今日は私にとっての教祖である桑田佳祐さんのソロデビュー30周年の日だ。ほとんどのヒトには興味がないだろうけれども。曲は「悲しい気持ち」だった。私が愛してやまない曲である。そもそも私は、ずっとクラシック音楽を勉強し、ピアノを強制されていたくせに、音楽というものが大嫌いで、ロックなどについて話している学友を「ケッ」と思っていた。それが40歳を過ぎて、いきなりサザンオールスターズにはまったというのは、不思議なものだし、ものごとにはタイミングがあるということか。
 もうご承知のように、私は愛国とか軍事とか偉そうなことを喚きながらも、たいがいなことはおね~ちゃんがきっかけで人生を送っている。昔は美少年だったが。「あのアーチストが好きになったのは」という時に、著名人はだいたい「はじめてたまたま店頭で手にしたアルバムを試聴した時に電撃が走った」とかいうし、これは業界のフォーマットである。私は「ものすごく面倒くさくて、嫌な気持ちで神戸はポートアイランドの大規模なライブに、屠殺場に行く牛のように手を引いてつれていかれて、そこでハマった」のだ。

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