2017年6月30日号。<友よ。命懸けできてくれた友よ。私も命懸けで言葉で生きてきたにんげんとしてのそれを、同じ業を持つ君に贈った>。

  • 日記

 

 1時半起床。姫路市。
 まだ新聞も来ていないのだが、とりあえずホテルの隣のコンビニに向かう。天候を見るためだ。衝撃を受ける。雨。それもかなり激しい。部屋の中から気配は感じていたが、これはあまりよろしくない。
 今日と明日で「総員突撃」をしなければ、いくさは負けるのである。持久戦などやっている場合ではない。相手はマジノ戦のように、県民のおカネで築いた組織票という要塞に立てこもっていて、そのままコトが過ぎれば勝ちでチャンチャンだ。大マスコミは「追い上げている」などと書くが、現状では要塞にむけて吶喊を繰り返していくらかは削れても、占領することはできないでいる。
 だからなんとか晴れて欲しかった。まだしも救いは投票日には天候が回復しそうなことなのだが、それでは遅い。わが忠勇なる将兵は「義」のためには一死を恐れずだ。玉砕はするなと言っている。玉砕をしてしまっては何も残らない。兵庫県民のみなさんのためには結果がすべてだ。一死を恐れぬのは尊い。しかし石にかじりついてでも、とにかく勝たなくては。期日前投票が前回にくらべてずいぶんと多いというのは、若干の救いになる。演説のあと手を握りながら「もう入れてきました」という方が目立った。

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