2012年4月17日号。<石原慎太郎さんの尖閣諸島買収は草莽によるひとつのクーデター、痛快事なり>。

 2012年4月17日号。<石原慎太郎さんの尖閣諸島買収は草莽によるひとつのクーデター、痛快事なり>。  4時起床。  この国は中央政府がダメになると必ず「下克上」が起きる。それが日本国の生命力であるのかも知れない。  武士の勃興は京の貴族政権の腐敗と頽廃の産物だった。戦国時代は室町幕府の握力が衰えたために起きたものである。  維新回天の業をなしたのも、都市の住民ではなく、地方の群雄たちだった。  面白いですね。いまこの時も、あまたの地方から「クーデター」が起きつつある。橋下徹大阪市長ばかりが目立っているが、大飯原発の再稼働ひとつをとっても周辺の自治体の首長たちが、地味だがいい発言を重ねている。クーデターを起こしうるのはこういう「内政」に限ったことかと思っていたら、石原慎太郎東京都知事が、愉快なことをやってくれた。なるほど、こういう手段をとれば「外交」でもヘタレ政府の頭越しにクーデターを起

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