2011年4月9日号。<この週末こそ被災地を思い、日本国の未来を描きながら、桜を見ようじゃないか>。

2011年4月9日号。<この週末こそ被災地を思い、日本国の未来を描きながら、桜を見ようじゃないか>。  3時半起床。大阪。  みなさん、花見をしよう。東電の配電圏の方々は節電や治安のこともあって夜桜はやめてもいい。でも今日、明日、昼間の桜を観に行こう。今年の桜はことさら心に沁みるはずだ。子供がいる方は連れていって下さい。そしていま日本国に何が起きているかを語りながら桜を観させて下さい。  桜は国の花だ。先のいくさの時に、散っていった大和武士たちが最後に心の中に描いていた花だ。私にはかかる時にまるでその時機を選んだかのように咲いている桜を観るたびに涙が出てとまらない。今年の桜は、子供たちの心の底に沈み、ずっと花を咲かせ続けることであろう。  日本国は喪に服していた。それは当然のことだ。しかし喪はいつかはあけないと人の世は進んでいかない。あの大災厄からちょうどひとつきがたとうという時に、咲き誇

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