2011年4月7日号。<東電と政府は「プレスツアー」を企画し大マスコミを福島原発の「現場」に入れよ>。
2011年4月7日号。<東電と政府は「プレスツアー」を企画し大マスコミを福島原発の「現場」に入れよ>。 4時起床。大阪。 コンビニエンスストアというのはあらゆる意味でここ30年ほどの日本国のショウウインドウだったように思われる。いつでも何でも手に入る仕組みをそれは作った。ある時からはレジの中は外国人だらけになった。タバコと酒を猛烈な勢いで売り始めたために、看板娘が座っていたタバコ屋や頑固爺が銘柄を吟味してくれた酒屋が潰れた。 しかし、それもこれも私たちが選択してきたことなのだ。 東日本での大災厄を受けたいまの日本でも、コンビニはやはりショウウインドウで有り続ける。私はコンビニをのぞくことで「本当に起きていること」のあいまいながらも輪郭を知ろうとするのである。 昨日歩いた東京の都心のコンビニでは食べ物の棚がまた空になっていた。もっと驚いたのは水や清涼飲料水だ。水は1家庭2本までと