2011年2月28日号。<カンニングもバス横転も、日本人の妄想的性善説はひどすぎる>。
2011年2月28日号。<カンニングもバス横転も、日本人の妄想的性善説はひどすぎる>。 3時半起床。 夜半から東京は激しい雨が降っている。西から来た雨のようだ。昨日も触れた新燃岳周辺での土石流などが気にかかる。それがなくても水を含んだ火山灰は重く、乾くとコンクリートのようになるだろう。 都会に住むどうでもいい連中を弱者扱いして騒ぐ連載ではなく、新聞はちゃんとこうした被災地の話を継続して記事にすればどうなのか。 といってもしないでしょうね。地方の農村部などは地元紙の天下だ。そんなことを記事にしても大手紙の部数は増えない。それよりも都会でビミョーにまだしもインテリを気取って朝日新聞をとっているような人びとに「もっと下がいる」と弱者の物語を読ませて自己満足させる方がカネになるのである。 せめて私たち自身は想像力を持ちたい。自分の上に降っているこの雨が、宮崎や鹿児島だけではなく、さまざ