2010年7月5日号。<幹部が「1日2日の遅れはよくある」と言い放つゆうパックなんか今後誰が使うものか>。
2010年7月5日号。<幹部が「1日2日の遅れはよくある」と言い放つゆうパックなんか今後誰が使うものか>。 3時半起床。 鹿児島空港を昨日の12時5分の便で飛び立って東京に戻って来た。 阿久根市から空港までは竹原信一市長が自らハンドルを握って送ってくれる。さすがに市職員の給料を徹底して削ろうという方だけあって、前日に会ってから彼の回りに「お世話をする人」を見たことがない。市どころか村や町に行っても首長の回りにはかならずその髭の塵を払う連中がウロウロしているのを見ているので、なかなか痛快であった。 似た人を私は知っている。田中康夫さんだ。知事時代、いつも資料を入れた紙袋をいくつも持って新幹線で飛び回っていた。「安全のためにも誰かひとりつけた方がいいですよ」と言ったのだが、行政費の無駄を排することを信条とする彼が聞き入れるわけはなかった。しかし、脱記者クラブで対立していた大マスコミは