2010年6月22日号。<富山県氷見市より。いまあるこの風景がどれほどの価値を持っているか、地元の人がいちばん知らない>。

 2010年6月22日号。<富山県氷見市より。いまあるこの風景がどれほどの価値を持っているか、地元の人がいちばん知らない>。  3時半起床。富山県氷見市。  宿の窓からは海は見えない。しかし海沿いにかかる美しい橋の姿が視野に入るのである。こういうものを見てあれは農水のカネなのか国交のカネなのか、どちらにしてもどえらい利権なんだろうなと思ってしまう自分が悲しいなあ。その通りなんだけど。わははは。  田んぼにはもう苗がかなり大きく育っている。その中から去年の名残の稲藁を焼くけむりなどが早朝から立ち上っている。空はどんよりと雲が低い。いかにもこの国らしい、梅雨の朝である。  長い長い一日だった。3時だの4時だのに起きて『スッキリ!!』で喋っていたのが何日も前のことのように思われる。  それから羽田へ。ラウンジで2時間半ほどもあったのでずいぶんと原稿が書けた。13時過ぎの飛行機で富山へ飛ぶ。おいし

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