2009年7月15日号。<大決戦のために両軍対峙し開戦の直前に司令官が逃亡。大本営はそれを認めないという天下の奇観>。
2009年7月15日号。<大決戦のために両軍対峙し開戦の直前に司令官が逃亡。大本営はそれを認めないという天下の奇観>。 4時起床。 夏が熱い手で覆い被さるように私たちの上にやってきた。 朝起きた時の部屋の温度が、梅雨時と全く違う。外気温ではそんなに変わらないのに不思議なものだ。 夏が嫌いな私でも、今年の梅雨明けは何か心浮き立つものがある。ようやくこの国の運命の歯車が回り始めた時に「さあ、闘え」とばかりに天が蒼天を下したような心持ちがするのである。 密かに喜悦しているのは皆既日蝕を心待ちにしている人々だろう。例年の梅雨明けだと地方によっては「際どい」ところだった。しかし、これでもう安心だ。 もはや何でもありだとは思っていたが昨日の昼過ぎに飛びこんで来たニュースには、誰もいない仕事場のテレビの前で「え~っ!」と大声をあげた。そしてあまりの馬鹿馬鹿しさに思わずひとり哄笑してしまった