2007年9月11日号。<テロ特措法の衆議院での再可決は政界再編の引き金を引く可能性>。

 2007年9月11日号。<テロ特措法の衆議院での再可決は政界再編の引き金を引く可能性>。  4時半起床。はるか下の大阪の街と私の間に、透明な水晶がはめ込まれている。  少し前までは、水晶には水蒸気の曇りがあった。しかし、今それは取り除かれ、透徹した空間だけが彼我の間に存在するばかりなのである。  小さな車が、ときどきふわりと浮き上がるように見える。あまりに空気が澄んでいるので、重力に従う義務を忘れたといわぬばかりに。  ようやく、大阪にも秋の気配である。  昨日の最高気温は久しぶりに30度を割り、真夏日の連続が途絶えた。実に41日間続いていたというから、子供の夏休みの長さの間、まるまる茹だっていたことになる。  その間にわがタイガースは脅威の追い上げを見せて今や首位。おっと、虎ならぬ狸の皮算用はやめておこう(笑)。幸運は口にしたとたん、逃げていくものだ。  肝心な時に肝心なことを言わず、

:::::::::::
この続きをお読みいただくためには、ログインが必要になります。既存ユーザーの方はID(ご登録時のID)とメールアドレスをご入力ください。
既存ユーザーの方でログイン出来ない場合はこちらをご覧ください。
新規のご登録はこちらからどうぞ。