2007年6月3日号。<軍港・清津近くからの脱北ということに情報関係者は驚愕>。
2007年6月3日号。<軍港・清津近くからの脱北ということに情報関係者は驚愕>。 5時半起床。 「苛政は虎よりも猛し」という言葉が、論語の檀弓篇にある。 孔子が泰山の近くを通った時に、墓に向かって泣いている女性を見かけた。弟子の子路に「何故泣いているのですか」と聞かせたところ、女性はこう言った。 「昔者吾舅死於虎、吾夫又死焉、今吾子又死焉。夫子曰、何爲不去也。曰、無苛政。夫子曰、小子識之、苛政猛於虎也。」 「昔、私の舅が虎に食い殺され、夫も食われ、今またわが子供が殺されたんです」 孔子は尋ねた。 「どうして、そんな土地を去ることをしないんだね」 女性は言った。 「この土地には、ひどい政治がないからです」 孔子は弟子たちに諭した。 「覚えておきなさい。人々の人権を奪い、収奪をする独裁者が君臨する全体主義国家に暮らすよりは、まだ虎に命を奪われる方がマシだということです」