2017年2月4日号。<アンコールワットを前にした時の心の静謐さはどうしたことだろう>。

  • カンボジア日記

5時起床。カンボジアはシェムレアップ。なんとか日本時間の10時までにはいつものようにお送りしたいと頑張っているのだが、いかんせん接続状況が悪すぎる。
ご存じのように「接続の鬼」である私は、ホテルにWiFiがあるとわかっていても、バックアップのためにグローバルWiFiの端末を借りてきているのだが、これがまったくの役立たず。一緒に来ている伊藤芳郎弁護士の手にもおえななかったので隣の自室に戻ると、つながるではないか。なんということはない、伊藤君の電波を拾っているのである。これって、ふたりで1台で良かったということではないか。

ホテルはアンコールワットのすぐ近くだ。きわめて快適で20年ほど前に最初に来た時のことを考えると隔世の感がある。まあ当時はウェブなど想像もできない時代で、ファクスで原稿を送れれば万歳だった。それよりもインフラで言うと停電が頻発していて、ヘッドランプをつけて書き物をした。電力が圧倒的に不足していたのだ。もちろん内戦で国がぼろぼろになっていたからだ。

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