2008年2月23日号。<お誕生日に際し、皇太子殿下が置かれているお立場を敢えて踏み込んで評し奉る>。
2008年2月23日号。<お誕生日に際し、皇太子殿下が置かれているお立場を敢えて踏み込んで評し奉る>。 4時起床。大阪。 皇太子殿下がめでたく48歳の年を重ねられたことを心からお祝い申し上げる。 これまでも時々触れてきたが、殿下は学年ではひとつ上に当たられるが、私と同じ年に同じ齢を重ねられる。こう申し上げては恐縮ながら、いわば同級生のような感じを、勝手に持たせていただいてきた。 その殿下が嵐の中におられる。 皇室について書くというのは、この国ではなかなか勇気がいることだ。しかし、先日の羽毛田信吾宮内庁長官の発言によって、何かが崩れたように私には思われる。 よく日本の皇室は「英国の王室をモデルにして」などと言われるが、両者の根本的な違いは、「人の中から生まれた王室」と「神の子孫たる皇室」だった。 あっちの連中の神は既に教会あたりにいるので、神の子孫ではあり得ない。辛うじて王権