2012年6月17日号。<維新回天「狂を発す」の地にて日本国の「ひとごろし」どもの妄言を聞き耳を漱う>。
2012年6月17日号。<維新回天「狂を発す」の地にて日本国の「ひとごろし」どもの妄言を聞き耳を漱う>。 3時半起床。萩。 眼下を松本川がゆったりと山峡から流れてきている。その川に裾を浸す低い山々はいまだ霧の衣をまとう。おだやかで、平凡で、静かな、まさに大和島根の朝である。この今日が明日にそのまま続いていくような地から「狂を発して」日本国をひっくり返した連中が出たとは思えない景色なのであった。 萩には何度か来ている。しかし、週末に人々が安らんでいるのをいいことに、詐欺師どもが慌ただしくこの国を別の意味でひっくり返しているこの時に、維新回天の始まりの地にいるのは、何か運命的なものを感じるのである。 酷い。オウム真理教の「報じられる最後の大物」の捕り物でメディアを占拠している間に「嘘つきども」は増税を決めると同時に原発の再稼働も発表してしまった。 これらについてはあとで書く。 し